皇帝・吊られた男 4 ページ33
灯Side
とりあえずみんなで今日泊まるホテルに向かう。…今日はゆっくり眠りたい。インドに入ってから色々ありすぎて疲れた。
「灯、疲れた顔してるね」
『あーうん、そうかも。ほんとに色々あったし、一日気を張ってたから。さすがにね』
「なるほど。そうだ、財布の件ありがとう。助かったよ」
そういって花京院はふっと微笑む。
『どういたしまして。今度はスられないようにね?』
「さすがに次はないと思いたいなぁ…」
花京院と話したことでメンタルがだいぶ回復したかもしれない。これが友達パワー…(?)
その後は普通に寝た。快眠だった。
*****
「結局戻ってこなかったな」
次の日。ポルナレフさんは戻ってこなかった。まあ予想通りではあるが。…無事かな、彼。
『…やっぱ探しに行きます?』
もう彼は一度護衛対象になっている。一行から外れた今は違うけど、死なれても気分が悪い。
「…はぁ、仕方あるまい。私達は二手に分かれてポルナレフを探そう。どうです、ジョースターさん」
「手が焼けるやつじゃのォ…行くとするか。」
『あ、二人ずつペアで私一人で行きましょうか?そのほうが効率いいですし』
最悪裏で敵をやれる。不意打ちとか出来るから正直そっちのほうが楽だ。
「いや、一人は危ない。僕らと行こう」
ねえ花京院くん、君は私の考えてることを覆すのが好きなのかい???(※漆黒の悪魔2参照)
まあそんなこんなで私はアヴドゥルさんと花京院と一緒に行くことになった。解せない。
*****
はぐれた。もう一度言おう、は ぐ れ た 。
ポルナレフさんっぽい気配がしたからそっちへ行こうって声をかけたはずだったんだけど、聞こえてなかったのかな??
とりあえず二人を探さなくては。あたりを見回すと、案外近くにアヴドゥルさんとポルナレフさんの特徴的な頭が見えた。花京院は…あ、来た。…あれ、しかもよく見たら敵スタンドと交戦中だ。
とりあえず声をかけてさっさと加勢しよう、そう思った矢先。
水たまりに、何かが映っている。
『!!二人共、危な_____』
タァン!!!
銃声が鳴り響く。その音と同時に、アヴドゥルさんが後ろに倒れていく。
『ア、ヴドゥルさん、?』
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圧倒的睡眠不足(プロフ) - 2024.3.2.現在、表現及び内容を少しずつ修正中です。表現が前のページと違う!という所があると思いますが気にしないでください。 (3月2日 14時) (レス) @page26 id: 97d79e1a3f (このIDを非表示/違反報告)
圧倒的睡眠不足(プロフ) - あ お いさん» おっとアンテ民ですね貴方、同士よ…というか何気にここの初コメですね、ありがとうございます!続編の方も良ければぜひ…!コメントグラッツェ! (12月17日 8時) (レス) id: 97d79e1a3f (このIDを非表示/違反報告)
あ お い(プロフ) - まーじで面白いですありがとうございます、、目かっぴらいて解説も読ませて頂きました。ここから全話読むと私もケツイをみなぎらせております。、、エウデッデ (12月17日 1時) (レス) @page25 id: c265b5a382 (このIDを非表示/違反報告)
圧倒的睡眠不足(プロフ) - 星押してくれてありがとう!!!!(叫) (10月12日 20時) (レス) id: 97d79e1a3f (このIDを非表示/違反報告)
圧倒的睡眠不足(プロフ) - 見てくれた君、本当にありがとう…もう泣いちゃう…最初の方はあんまり夢っぽくないけどそのうち要素ちゃんと入れるよ!安心してね!! (10月8日 21時) (レス) id: 97d79e1a3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:圧倒的睡眠不足 | 作成日時:2023年10月7日 15時