皇帝・吊られた男 1 ページ30
灯Side
『にしてもインド、ですか。なんか治安悪いイメージあるんですが大丈夫ですかね…』
正直言って不安だ。私の任務は一行の護衛。その中には勿論スタンド使い以外からの護衛も含まれているわけで。
というかポルナレフさんとかも来て途中で護衛対象増えたし。…まだ増えるとか言わないよな、流石に全員守りきれるかわかんないぞ。
「俺、カルチャーギャップで体調崩さねえか心配だな…」
『同意見です』
「ふふふ…それは歪んだ情報です。心配ないですよ、素朴な国民のいい国です」
私が保証しますよ。とアヴドゥルさんが笑う。
「さあ、カルカッタです。出発しましょう」
*****
『…いい国、ねぇ……』
こちら灯。早速疲労がやばいです。
なんか降りた途端人がすっごいたくさん群がってきて…きっっっっつい。
チップを欲しがる人、荷物を勝手に運ぼうとしてくる人、スリをしようとしてくる人。
たまったもんじゃあない。
あとさっきからバクシーシバクシーシうるせぇ。
「うぇぇっ、牛の(自主規制)を踏んづけちまった!」
「僕はもう財布をスられてしまった」
『ポルナレフさん、足元気をつけて。そっちにもある。あ、花京院、君の財布ならスリ返してきたからあるよ、中身も無事だ』
忙しいったらありゃしない。だいたいはぐれないようにするだけでも一苦労だ。
「アヴドゥル、これがインドか!?」
「ね、いい国でしょ!これだから良いんですよ、これが!」
ハハハ、と笑うアヴドゥルさんに、私はため息しか出なかった。
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圧倒的睡眠不足(プロフ) - 2024.3.2.現在、表現及び内容を少しずつ修正中です。表現が前のページと違う!という所があると思いますが気にしないでください。 (3月2日 14時) (レス) @page26 id: 97d79e1a3f (このIDを非表示/違反報告)
圧倒的睡眠不足(プロフ) - あ お いさん» おっとアンテ民ですね貴方、同士よ…というか何気にここの初コメですね、ありがとうございます!続編の方も良ければぜひ…!コメントグラッツェ! (12月17日 8時) (レス) id: 97d79e1a3f (このIDを非表示/違反報告)
あ お い(プロフ) - まーじで面白いですありがとうございます、、目かっぴらいて解説も読ませて頂きました。ここから全話読むと私もケツイをみなぎらせております。、、エウデッデ (12月17日 1時) (レス) @page25 id: c265b5a382 (このIDを非表示/違反報告)
圧倒的睡眠不足(プロフ) - 星押してくれてありがとう!!!!(叫) (10月12日 20時) (レス) id: 97d79e1a3f (このIDを非表示/違反報告)
圧倒的睡眠不足(プロフ) - 見てくれた君、本当にありがとう…もう泣いちゃう…最初の方はあんまり夢っぽくないけどそのうち要素ちゃんと入れるよ!安心してね!! (10月8日 21時) (レス) id: 97d79e1a3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:圧倒的睡眠不足 | 作成日時:2023年10月7日 15時