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第六話 使い魔召喚の儀 ページ22

「新しい同居の子よ。仲良くしてね」
ミアにカラスを見せると、しばらく見つめた後、チーと鳴いて翼を広げる。
カラスもカアと答えるように鳴いて、同じように翼を広げ、窓の外に飛び立っていった。なんて自由な……
私は早速、木製の巣箱に木の枝を編んで作った寝床を置き、古紙を刻んだ床材を敷いて、餌皿も置く。飛んでいたカラスを呼んで、巣箱に入れると、まずキョロキョロしていたが、止まり木に止まって、毛繕いをした後、また外に飛びに行った。
こうして見たら、その自由奔放さが少し羨ましい。
「ゼータ、か……。うちのご先祖様、センス良いわね。知ってたけど」
ご先祖様の〈黒の魔女〉を褒めちぎったり。
白い羽が一枚混ざったカラス、ゼータ。属性は【闇】と【光】のダブルエレメンツ。
私の使い魔としてどう役立つのかは全く見当がつかないが、属性的には苦手な【光】と得意な【闇】でありがたい。
あ、疲れたのかな。
寝床に丸まって、眠ってしまった。

第七話 ノアのルームメイト捜し→←第六話 使い魔召喚の儀



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設定タグ:オリジナル , 転生 , 魔法学校   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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作者名:オムとセナときどきパール | 作成日時:2019年12月19日 17時

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