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Ep 1 ページ2






朝。




日射しが強く当たる部屋でペンを走らせている一人の女性




ここはキウンクエ蔵前503号室




“キウンクエ蔵前”と聞いて思い出すのは、あの殺人マンションであろう




その“殺人マンション”だ。




このマンションで沢山人が死んでいく中、この女性は勉強と犯人の考察は忘れずに行う




その時チャイムが鳴った




『今良いところなのになぁ…』




そう呟いてドアを開ける




『はい……あ、神谷さん』




「Aさん。おはようございます」




『おはようございます。どうかしました?』




「いや…強いて言うなら、遊びに来ました」




『………え?!』




Aは驚く




「あ…ダメでした…?」




『いやダメという訳ではなく…!あ、どうぞ!』




「あ…すみません。ありがとうございます」




Aは神谷を家に入れ、椅子に座らせる




「すみません突然…」




『いえいえ、滅多に遊びに来てくれる人など居ないので嬉しいです笑』




神谷も小さく笑う




神谷は奥の部屋の机に広がった参考書やノートを見て訊く




「あ、もしかして…勉強中でした?」




Aはお茶を入れながら、苦笑いして答える




『まぁ…笑 でも休憩したかったので神谷さんが来て下さって良かったです』




"私一度集中すると他の物事に目が行かなくなってしまうので…"




と言いながら笑うAを見て神谷は改めて好きなんだと確信した




可愛い




言いかけた口を閉じる




ここで嫌われてしまっては意味が無い




『…神谷さん?』




「……あの、将人って呼んで貰えません?」




『将人さん…何でですか?笑』




「僕もAさんって呼んでますし…!」




『じゃあ…将人さん…で』




神谷はニヤけを抑えつつ頭を少し下げた

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さくらもちぱん(プロフ) - 桃りんごさん» ぼくちんwww神谷「え、桃花…じゃあ、ぼくちゃん…とか…?…」 (2019年10月11日 23時) (レス) id: cdc2a4987c (このIDを非表示/違反報告)
桃りんご - さくらもちぱんさん» ぼくちんは草www (2019年9月23日 8時) (レス) id: 0721983257 (このIDを非表示/違反報告)
さくらもちぱん - 桃りんごさん» 神谷「桃花にそう言ってもらえて、ぼくちん………嬉しいぜっ★」きもwwww (2019年9月20日 16時) (レス) id: cdc2a4987c (このIDを非表示/違反報告)
桃りんご - さくらもちぱんさん» 来たな神谷さんのパリピwww (2019年9月17日 21時) (レス) id: 0721983257 (このIDを非表示/違反報告)
さくらもちぱん - 桃りんごさん» わろたwwww神谷「桃花、すーーーきぃぃでぇぇぇぇぇぇすぅ」←翔太くんのマネw (2019年9月16日 22時) (レス) id: cdc2a4987c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桃りんご | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hch/  
作成日時:2019年7月22日 0時

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