ハイランダー少女とレンジャー君[フラヴィオ]

第25話 ページ35

〜(人1)side〜





目が覚めた。



…と同時に視界が真っ暗に。








まあ、原因はフラヴィオなんだけど。



どうやら私は抱き締められたまま眠ってしまったようだ。



時間を確認すると、もう起きてもいい時間だったのでフラヴィオを起こす事にした。



『おーいフラヴィオ起きてー。』




私は抱き締められながらフラヴィオを起こす。



逃がさないと言うかのようにしっかり抱き締められているからだ。

正直、ちょっと苦しい。





フラ「う…うーん……


………………ハッ！？」



フラヴィオ起床。


と、同時に転倒。←



起きた直後、目の前にいる私に驚いたようだ。



ハッ！？だってwwwwww



私は内心爆笑しながらフラヴィオを助け起こす。



フラ「ご、ごめん！俺…」ｱﾀﾌﾀ


『ううん、気にしてないよ。』



むしろ感謝するべきだ。


お陰でだいぶ気持ちが軽くなった。






『あのさ、私、


パーティ全員に話すよ。』




フラ「……そうか。」



頼ってくれることがよっぽど嬉しいのか、
どんどん頼っていいんだぞ！と言いながら私の背中をバンバン叩く。

痛い。







……でも、こんな日も良いかも。





そう思いながらフラヴィオと一緒にロビーへ向かった。





今日も天気が良い。

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