【妖怪ウォッチ4++】下町シンの生まれ変わりです (ページ32)

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第31話　猫又ページ32

―ASide―

『う〜ん…』

アキノリ「どうしたんだ?A?」

『何か頭が重い…』

アキノリ「妖怪に取り憑かれてるかもしれないな…サーチしてみるか!」

アキノリがアニマスでサーチをすると…。

猫又「猫又!またまた登場ニャン!」

アキノリ「うおっ、猫又!?」

シン「知り合いなの?」

アキノリ「あぁ。Aの友だち妖怪なんだ」

シン「ねぇ、猫又」

猫又「何ニャ?」

シン「Aさんの頭から離れてくれない?彼女、困ってるみたいでさ」

猫又「いいニャンよ。すまないニャン、A」

ピョン、と私の頭から離れる。

アキノリ「謝る気ゼロだな…」

『だね…』

猫又「迷惑掛けてすまないニャン。これあげるニャン!」

そう言いながら猫又が出したのは自身のアークだった。

『ありがとう、猫又!』

猫又「どういたしましてニャン!それとお願いがあるニャン」

シン「どうしたの?猫又?」

猫又「オレっち、野良に戻りたくないニャーン!」

地面に転がりながら言う猫又に私達は困惑した。

アキノリ／A「『…(汗)』」

シン「あ、だったら、オレの家に泊まりなよ。オレ、下町シン!宜しく!」

猫又「ありがとうニャン!シン!」

アキノリ「なぁ、どうして猫又を誘ったんだ?」

シン「う〜ん…困ってたからかな」

『私が猫又と始めて会ったときもそうだったな』

アキノリ「え…そうなのか?」

『うん。あんな感じで困ってた記憶がある』

アキノリ「いつの時代になっても、妖怪達は変わらないんだな」

『えぇ〜そうかな。ジバニャンとウィスパーは変わり過ぎだと思うよ』

アキノリ「ははっ、それもそうだな」

シン「それじゃあ、ナツメさん達の所に行こうか」

アキノリ／A「『そうだな／そうだね』」