【妖怪ウォッチ4++】下町シンの生まれ変わりです (ページ15)

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第14話　真夜中の果たし状ページ15

―ナツメSide―

アキノリ「よし、入るぞ!」

アキノリの声掛けに私達は扉に入った。

ナツメ「なに…此処…凄い真っ暗…」

トウマ「アキノリ。ここはなんて言う世界何だ?」

アキノリ「学校、社会、人間関係…あらゆるモノには表と裏がある。この世界は裏の世界。それがシャドウタイムの世界なんだ…!」

アキノリ「って、この前、おばばが言ってた!」

シャドウタイムかぁ…。

?「決闘しろ!」

聞き慣れない声が聞こえた。

決闘しろ…。ねぇ…。

ナツメ「今のって…さっきの男の子が言ってた声！」

アキノリ「この先だ!行くぞ!みんな!」

?「決闘しろ!」

ナツメ「貴方が怪奇案件の原因ね!決闘申し込むの、止めてくれない!?」

亡霊番長「俺の名前は亡霊番長！俺は強くなりたい！その為に決闘を申し込むのを俺は止めない！」

アキノリ「話しを聞いてくれなさそうだな…力ずくでも止めてもらうぞ!」

亡霊番長(ライト)「お前ら、結構強いんだな♪」

アキノリ「うわ！？なんだこの風船みたいなやつ！」

亡霊番長(ライト)「失礼だな！これは俺のライトサイドの姿だ！にしても、お前達には迷惑かけたみたいだな、スマン。俺はただ、強くなりたかっただけなんだがな…」

トウマ「その声、人間界に漏れちゃってるし…」

ん?ってことはさ…。

ナツメ「解った!それで妖怪だけでは飽きたらずに、人間にも勝負仕掛けてるんでしょ!?」

アキノリ「そうだ!それのせいで、人間を闇の世界へ引きずり込むなんて噂がたってるんだぞ!」

亡霊番長(ライト)「俺はただ此処で決闘しろ!と妖怪達に叫んでただけだ。お前達が勝手に入って来ただけだぞ?」

アキノリ「いや、でも確かにあの男の子から…」

A「あのさ…」

Aさんが控えめに手を挙げる。

ナツメ「どうしたの?メロンさん」

A「私の勘違いだったら仕方のないことだけれど、“扉の前に男の子なんて居なかった”よ…?」

Aさんが黙ってた理由ってコレね…。

トウマ「それって幽…」

アキノリ「はっ、早く帰ろうぜ…」

ナツメ「そっ、そうね!」