【妖怪ウォッチ4++】下町シンの生まれ変わりです (ページ2)

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第2話　エルダ零の使い手ページ2

―ASide―

『はぁ…』

思わず、ため息が出てしまった。

どうしてナツメさんは私を“探偵団に入らせたいんだろう。”

まず、思ったけど妖怪探偵団って何?

探偵団?妖怪が起こしている事件を解決するとか?

いやいやいや…。

大人しそうなナツメさんが事件を解決…?

ナツメさんってそういうの好きだったかな…。

『うーん…』

私は歩きながら考えごとをしていた。

ハルヤ「やぁ、Aさん」

『あっ、酒呑君』

珍しいな…。酒呑君と会うなんて…。

『どうしたの?』

ハルヤ「実は、新元町商店街に行きたくて」

『あぁ、道に迷った訳ね。ココを曲がると直ぐ付くよ』

ハルヤ「ありがとう。Aさん」

ハルヤ君が去った後も私はまた、考えてしまった。

『うーん…判らない!!良いや、もう…』

あの事を考えると気が狂いそうだ。

早く帰ろう。

―ハルヤSide―

ハルヤ「へぇ…エルダ零の使い手…神座(じんざ)A…ね」

懐かしいな。まさかこの時代にもエルダ零の使い手が居るとは…。

あの少年となにか関わりがあるのだろうか…。

ハルヤ「要注意人物かな…。あまり関わらないようにしとこう」

関わったらどうなることやら…。

ハルヤ「まっ、どうせ直ぐに会うと思うけど」

敵として…ね。