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YG「今日遅くなります。でもちゃんと帰ります。」
MG「あぁわかった。日付が変わる前には帰れよ、明日も仕事なんだから。」
YG「わかりました。」
マネヒョンへの電話を切って、隣に座るAを見る。
不思議な感覚。
もう会うことはできないと思っていたのに。
「仕事…大丈夫？」
YG「あぁ、今日はもともと休みだから。明日は仕事だけど。」
「そっか。…あ、デビュー、おめでとう。」
YG「ん、ありがと。」
「びっくりしたよ。テレビにユンギが出てるから。」
YG「言ったろ、有名になるって。」
「そうだけどさ。」
YG「応援してくれてたんじゃねぇの。」
「してたけどさ。約束…覚えてる？」
YG「覚えてんに決まってるだろ。だから早く飯奢れ。」
ソウルに来たばかりで店も分からないというから、メンバーとよく行く食堂に連れて行った。
いつものおばちゃんには彼女なの！？なんて散々からかわれて、曖昧に返事をした俺と頑なに否定するA。
「もっと…いいところないの？」
YG「おばちゃんに失礼だぞ。」
「いやそういう意味じゃなくて…せっかくユンギにご飯奢るのに、庶民的すぎる気がして。」
YG「俺いつもここの飯食ってるよ。ここが一番美味い。」
「そう、なの。じゃぁいいけど…。」
YG「…なに、もっといいところで食ってるとでも思った？」
「うん。だってアイドルだし。」
YG「まだまだ駆け出しだ。Aが思ってるほど給料だってもらってねぇよ。」
「…そっか。」
メニューを見て迷っていたから、俺の好きなものを頼んで二人で分け合った。
高校生のころにはお互い金も無くて出来なかった。
時がたって俺たちはいつの間にかこんな事も出来るような大人になったってことか。
会わない間にあったことをこれでもかと話して。
俺の心配をよそに、一人で頑張ってきたAは決して辛そうではなくて。
友達もいないと言っていたけど、それなりにここまでやってきたみたいだ。
あんなに人が苦手だったくせにアパレルやってるなんて言うから、驚いたけど。
正直大した金額でもない飯代にAは納得がいっていないようだった。
でもいつも食べる味をAと一緒に食べれたことが、俺としては嬉しく感じた。
食堂を出たころには日が沈んでいた。
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ro(プロフ) - パールさん» きゅんきゅんしていただけてよかったですー！ありがとうございました^_^！ (2018年5月16日 7時) (
レス) id: a5308edabf (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - すごく面白かったです！キュンキュンする場面が多くて表情管理大変でした笑素晴らしい作品ありがとうございます！ (2018年5月16日 0時) (レス) id: 5f91a6eaeb (このIDを非表示/違反報告)
ro(プロフ) - ＃はるさん» ありがとうございます！自分の書きたいがままに書いているので…そう言っていただけて嬉しいです！完結までぜひお付き合いください。 (2018年5月11日 17時) (レス) id: fa768e231f (このIDを非表示/違反報告)
＃はる - とってもおもしろいです！もぅ、胸がキュンキュンしたりしめつけられたり...w更新頑張ってください！ (2018年5月10日 23時) (レス) id: 322e3cca86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ro | 作成日時：2018年5月8日 17時
