29 ページ29
・
JK「…よかった。」
ベッドに横たわる彼女は、ハヌリの言う通りまだ眠っているようだった。
先生によると、ゆっくりと走ってた車だったから2人とも擦り傷だけだったと。
腕に包帯が巻かれているけど、先生の言葉を聞いてホッとした。
イスをひいて座り、彼女の頭を撫でる。
きっと、必死になって守ったんだ。
ハヌリには自分しかいない、口癖のようにそう言ってたくせに。
もしこの傷だけで済まなかったら、どうするつもりだったんだよ。
俺だって、Aヌナとハヌリがいなくなったらどうしたらいい？
今じゃもう、当たり前のように2人のことを考えるようになったよ。
ハヌリが、真っ先に俺のところに来てくれた。
それが何よりも嬉しかった。
「ん…ジョングク、くん？」
JK「…Aヌナ。わかる？」
「うん…ハヌリは…？ハヌリは？！」
JK「ハヌリが教えてくれたんだ。今ヒョンたちが一緒にいてくれてる。」
「そう…よかった…。ハヌリのこと…守らなきゃって…。」
JK「守ったよ、Aヌナは。ハヌリもAヌナのこと守りたくて、俺らのとこ来てくれた。」
大きな目から溢れる涙を拭ってやると、彼女は安心したかのように次から次へとぽろぽろと涙を流した。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 217人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いちごミルク(プロフ) - 完結お疲れ様です。面白かったです！！ (2018年4月17日 9時) (
レス) id: 62f9fc312d (このIDを非表示/違反報告)
いちごミルク(プロフ) - 更新楽しみにしています！ (2018年4月11日 18時) (レス) id: 62f9fc312d (このIDを非表示/違反報告)
ゆ わ こ(プロフ) - おもしろいです( ＾∀＾) 頑張ってください〜っ 応援してます！ (2018年4月10日 23時) (レス) id: 41ddd5c2e8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ro | 作成日時：2018年4月10日 23時
