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_____JK side








TH「今日ヌナに会えるの?!」

JK「はい。控え室に連れてきます。」

TH「いよいよ会えるー!」

HS「ティッシュ配ってるときしか見たことないし!」

JN「遠かったけど美人なのはわかったよね。」

NJ「ハヌリがあんなにイケメンなんだから、そりゃヌナも美人に決まってますよ。」




ソウルでのコンサートの日になった。

あれからも3日に1回くらいで彼女の家に行ったり、ハヌリを宿舎に連れてきたりしていた。





YG「ジョングガ。お前、ヌナに気持ち伝えたのか?」

JK「まぁ…でもハッキリした答えはまだ。やっぱり、俺の評判とかも気にしてるみたいで。」

YG「そりゃあな。マンネが子持ちと付き合ってるなんてなれば、マスコミもARMYも黙ってねぇわな。」

JK「…俺、わかってるつもりです。軽々しく気持ち伝えたつもりもないし、責任があることだって。」

YG「周りがどうこう言ったところでお前が止まんねぇのは、わかってる。お前とヌナの問題だからな。」




ユンギヒョンはそう言って、俺の頭をぽんと叩いた。

その表情は、笑っていた。

俺だけの問題じゃない。

グループにも関わる問題。

それでもユンギヒョンが笑ってくれたのは、応援してくれるってことなのかな?


そう、捉えたい。






JK「あれ…電話出ないな。」

NJ「ヌナ?」

JK「はい。そろそろ着いてるはずなんだけど…。」







開演1時間前。

約束の時間だというのに、電話に出ない。








"防弾少年団さん、スタンバイお願いしまーす!"








JM「なんかあったのかな?急用とか?」

JK「まさか。Aヌナなら絶対連絡くれます。」

NJ「どうしたんだろうね…。」






結局何度もかけた電話も繋がらないまま、俺たちはステージへと上がった。


準備していたゲスト席も、2つ空席のまま。

とりあえず、いつも通りの笑顔でいれたはず。



連絡もなしにこんなことがあったのは初めてだったし、胸騒ぎがする。



2時間のコンサートを終えて、控え室に戻る。

汗を拭くのも忘れて、テーブルにあげたままの携帯を見るけど、着信もない。









どうしたの、Aヌナ。









帰る支度をして外に出た頃には空は真っ暗だ。


キャップを深く被り、マスクをする。









"キャーーー!!!!!!!!"









たくさんのARMYの出待ちに迎えられる。









「ジョングクさん!!!!」









聞き慣れた声が、俺の名前を呼んだ。








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いちごミルク(プロフ) - 完結お疲れ様です。面白かったです!! (2018年4月17日 9時) (レス) id: 62f9fc312d (このIDを非表示/違反報告)
いちごミルク(プロフ) - 更新楽しみにしています! (2018年4月11日 18時) (レス) id: 62f9fc312d (このIDを非表示/違反報告)
ゆ わ こ(プロフ) - おもしろいです( ^∀^) 頑張ってください〜っ 応援してます! (2018年4月10日 23時) (レス) id: 41ddd5c2e8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ro | 作成日時:2018年4月10日 23時

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