検索窓
今日:7 hit、昨日:2 hit、合計:58,856 hit

24 ページ24




_____you side








遠ざけてたはずの存在が、ハヌリによって一気に近くなった。


忙しい合間をぬって、ジョングクくんはハヌリを宿舎に連れて行ってくれて、寂しくないようにとみんなで遊んでくれたりして。

ダンスも教えてもらってるんだ、と嬉しそうに話すハヌリの姿を見ると、やっぱり私も嬉しくなる。







JK「Aヌナ、ハヌリ寝たよ。」






今日は休みのジョングクくんが、家でハヌリと待っててくれた。

一緒にお風呂に入って、作っておいた夜ご飯も一緒に食べてくれて。


今まで一人でやってきたこと、ジョングクくんが半分やってくれるだけで、こんなに楽になれるんだ。





「ありがとう。ごめんね、疲れてるのに。」

JK「俺がしたくてしてるから。」

「ハヌリも嬉しいみたい。私以外の話し相手ができて。」

JK「役に立ててるなら、嬉しい。」








そう言って、柔らかく笑うジョングクくん。

こんなことあってはいけないと思っていたのに。







JK「Aヌナ。」






そう呼ばれることが、心地よくて。






JK「頑張りすぎだって、ハヌリも心配してたよ。」





いつの間にかとれた敬語の会話。

距離が近くなった証、なのかな。






「ううん、大丈夫。ハヌリのためだから。」

JK「…俺も、いるし。」

「…ジョングクくんに甘えてばっかりじゃいられないから。」

JK「なんで?俺じゃ、頼りない?」






近付いて嬉しいはずなのに、やっぱりこのままじゃダメだと思う自分もいて。






JK「Aヌナ。俺は男だし、好きな人のことなら守れるよ。」

「…また、そんなこと言って。」

JK「俺はAヌナのことも、ハヌリのことも、大切にしたいよ。」






テーブルの上に乗せていた手を、ぎゅっと握られる。







25→←23



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (85 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
217人がお気に入り
設定タグ:BTS , 防弾少年団 , ジョングク
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

いちごミルク(プロフ) - 完結お疲れ様です。面白かったです!! (2018年4月17日 9時) (レス) id: 62f9fc312d (このIDを非表示/違反報告)
いちごミルク(プロフ) - 更新楽しみにしています! (2018年4月11日 18時) (レス) id: 62f9fc312d (このIDを非表示/違反報告)
ゆ わ こ(プロフ) - おもしろいです( ^∀^) 頑張ってください〜っ 応援してます! (2018年4月10日 23時) (レス) id: 41ddd5c2e8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ro | 作成日時:2018年4月10日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。