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この決断は間違っているんだろうか。
幸せになってもらうため、これ以上心配をかけたくない。
わたしのせいで彼らが責任を感じることが、嫌だった。
それだけだった。
ただの家政婦なのに、踏み込みすぎた。
ひとりぼっちだった日が遠い遠い昔のように感じる。
たった3年前までは、当たり前のようにひとりだったのにね。
行く宛なんかないけれど、ここにいることが正しいわけじゃない。
防弾少年団、小さな事務所から出た小さなグループだった。
この3年で、あっという間に成長した。
だからきっとこれからもっと大きくなる。
思い出話をしたらキリがない。
誰にも言わずに宿舎を出るつもりだったのに、繋がれたらジミンの手が、あの日わたしを助けてくれた時のようにあたたかくて。
あんなことを言って、わたしは引き止めてほしかったのだろうか。
TH「Aヌナ？おーい、Aヌナ？」
夕飯の支度をしながら、そんなことを考えていたらずっとテヒョンに呼ばれていたみたい。
TH「まだ、痛い？無理しなくていいんだよー？」
「あ、ううん、大丈夫。考え事してた。」
TH「俺のこと考えてた？」
目の前でニカっと笑うテヒョン。
可愛い可愛い、わたしの弟。
その無邪気さに、何度助けられただろう。
「まぁそんなとこかな？」
TH「…えぇ？！ちょ、ホビヒョン！ヌナに告白されました！」
HS「なんだと？！」
「違う違う！テヒョン何言ってんの。」
TH「え、いま好きって言ったよね？」
「言ってません。」
TH「言った。」
「言ってない。」
TH「言った！」
HS「はいはい、喧嘩しない〜。間をとって、Aヌナは俺のことを好きとしよう。」
TH「それは絶対ない！ヌナが馬を好きになるわけないじゃん！」
HS「おいテヒョン！お前ってやつは！」
目の前でどうでもいいことで喧嘩する2人をみて、なんでもない幸せを噛みしめる。
こんな決断、彼らが認めるわけない。
ワガママなヌナでごめんね。
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ゆずちゃん - 短い間でしたが、影から応援させていただきました！ストーリー性があって読んでいてとても面白かったですT^T 完結おめでとうございました！ (2018年3月25日 0時) (
レス) id: 39578a74ad (このIDを非表示/違反報告)
おはる - 素敵です(;;)感動しました (2018年3月24日 19時) (レス) id: 3f37c75671 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずちゃん - 小説とっても面白いですo(^▽^)o 更新ガンバです〜(￣^￣)ゞ (2018年3月21日 14時) (レス) id: d900cd67e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ro | 作成日時：2018年3月17日 22時
