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ホビヒョンから連絡を受けて裏口に行くと、すでに救急車とヒョンたちが集まっていた。
みんなソワソワして待っていると、ジミニヒョンがヌナを抱えて階段を上がって来た。
JK「Aヌナッ…。」
唇も真っ青だし、半袖のTシャツから出ている腕が所々擦りむけて血が出ていた。
一体、何があったの？
マネージャーを引き受けるとき、不安そうだったヌナに俺は守るからなんて軽々しく言った。
なにも、わかってなかったんだ。
大切なものなら、自分たちの中に留めておけばよかったんだ。
ジミニヒョンがそのまま救急車に乗り込んで、俺らも後を追った。
病院に着いてから、すぐにマネヒョンも来た。
マネヒョンも自分のせいで、と言っていたけど、そんなものここにいるみんなが思っている。
あんなに弱ったヌナを、一緒にいて見たことが一度もなかった。
誰も口を開かなかった。
巻き込まなくてよかったヌナを、俺らのせいで巻き込んでしまった。
罪悪感が一気にのしかかって来て、考えたくないことばかり頭をよぎる。
こんな思いをするなら、もうヌナを俺たちのそばに置かない方がいいかもしれない。
JK「Aヌナ…。」
名前を呼んだら、また笑ってくれるだろうか。
大切な人を守れもしなかった俺の名前を、また呼んでくれるだろうか。
処置が終わったのか、お医者さんがマネヒョンを呼んだ。
説明を聞いたマネヒョンが廊下に座る俺らの元にやってきた。
MG「怪我は擦り傷、打撲が少しあるくらいで命に別状はないって。疲れて寝てるから、今日は帰ったほうがいいってさ。」
JK「…嫌です。」
NJ「…ジョングガ、気持ちはわかるけど明日また来よう。」
JK「俺らのせいだよね？Aヌナがこうなったのって…。」
YG「やめろジョングク。」
JK「Aヌナはもう俺らと、」
YG「ジョングク！」
涙で視界が歪む。
俺だって、こんなに痛い。
でもヌナはもっと、もっと、痛くて辛かった。
守ってやれなかった。
帰ってしまったら、ヌナにはもう2度と会えない気がしたんだ。
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ゆずちゃん - 短い間でしたが、影から応援させていただきました！ストーリー性があって読んでいてとても面白かったですT^T 完結おめでとうございました！ (2018年3月25日 0時) (
レス) id: 39578a74ad (このIDを非表示/違反報告)
おはる - 素敵です(;;)感動しました (2018年3月24日 19時) (レス) id: 3f37c75671 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずちゃん - 小説とっても面白いですo(^▽^)o 更新ガンバです〜(￣^￣)ゞ (2018年3月21日 14時) (レス) id: d900cd67e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ro | 作成日時：2018年3月17日 22時
