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そこらのナムジャアイドル並みにかっこいい男に、頭を撫でられて微笑むヌナを見て、やっぱりヌナは大人の男がいいのかと思うと、辛い気持ちになる。
Aヌナ、なんて呼んで目の前に現れて仲良くして見せつけようと思っていても、足が進まなかった。
こんなに人がいても俺はヌナのことを見つけれたのに、ヌナは俺を見つけてくれなくて、歩き出そうとするから慌てて走って手を引いた。
その人はヌナのなんなの？
ヌナはずっと俺といるよね？
なんて言ったら、ヌナは困るのかな。
子供の頃から仕事して、高校も卒業して、車の免許だってとった。
十分大人になったつもりだったけど、こんなことを言いそうになる俺はやっぱりまだ子供だ。
スーパーにも寄って、もうすぐ宿舎についてしまう。
JK「…Aヌナ。」
「ん？なにジョングク。」
俺の勝手な八つ当たりをしても、ヌナはそうやって微笑んでいつも通り。
それがやっぱり大人なのかな。
JK「ヌナって、彼氏いるの？」
心臓がドキドキする。
「うん、いるよ？」.
あぁ、やっぱり。
ヌナは遠くに行ってしまった。
「7人。」
JK「…え？7股？！」
「うん。ソクジン、ユンギ、ホソク、ナムジュン、ジミン、テヒョン、ジョングク。7人。」
JK「…なにそれ。」
「私の大切な人。まあ、彼氏っていうか、家族みたいなもんだけどね？」
そう笑うヌナは、やっぱり俺よりやり手だ。
俺の心をわかったかのように言う。
「彼氏作るよりも、家族といる方が楽しいよ。」
JK「…Aヌナ、本当に俺のこと好きだね。」
「いや、みんな大好き。」
JK「でも俺も好きでしょ？」
「うん、ヤキモチ妬いちゃうジョングクかわいいよ。」
今は可愛いでもなんでもいいや。
ヌナの手を握って宿舎のドアを開ける俺。
本当、わかりやすいやつだな、俺は。
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ゆずちゃん - 短い間でしたが、影から応援させていただきました！ストーリー性があって読んでいてとても面白かったですT^T 完結おめでとうございました！ (2018年3月25日 0時) (
レス) id: 39578a74ad (このIDを非表示/違反報告)
おはる - 素敵です(;;)感動しました (2018年3月24日 19時) (レス) id: 3f37c75671 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずちゃん - 小説とっても面白いですo(^▽^)o 更新ガンバです〜(￣^￣)ゞ (2018年3月21日 14時) (レス) id: d900cd67e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ro | 作成日時：2018年3月17日 22時
