甘えたい日 ページ22
慶一郎side
ピピピッ
朝か。
アラームの音で目を覚まして両サイドを見ると、アラームで起きた成亮とまだ寝ている貴久がいた
慶「シゲおはよう」
成「おはよ」
慶「パパは貴を起こすから、先にママのところ
に行ってて」
いつもならすんなりとベッドから降りてくれるのに、布団の中に戻ってしまった
祐也の風邪が移って辛いのかな？
反対側を見るとまだ貴久は夢の中
慶「たか！起っきして！朝だよ！」
大きい声で言って揺すっても起きてくれない笑
こうなったら最終手段！
慶「たか！おっきしないと、もう服買ってあげ
ないよ！」
貴「やだ！！！服欲しい！！！」
服でつられなくても毎朝起きてくれると嬉しいんだけどな…泣
慶「おはよう！ママ待ってるよ？」
貴「ママのところ行く！」
慶「階段気をつけてね」
さて、問題は成亮ですね…
慶「シゲどうしたの？」
聞いてみると深く布団に潜り込んでしまった
こんな成亮珍しいよね
成亮を布団の上から優しく撫でながら、
慶「し〜げ、どうしたの？
頭とかお腹とか痛いの？」
優しく聞いてみると小さい声で
成「…ちがう」
違うのかー
ほんとにどうしたんだろう？
ほんとうは体調悪いのに隠してるのかなー？泣
それとも重傷？泣
あぁ、もう心配だよ〜泣
成「…ぱぱ……祐くんになりたい…」
え？祐也？
…もしかして赤ちゃん返りみたいな感じ？
そっと布団をめくり成亮と向かい合うように抱っこした
慶「もしかして祐也みたいに甘えたいの？」
成「…うん…いつも祐くんはママに甘えてる…
…昨日は…おねつでママに抱っこしてもら
ってた…。
……僕は2人のお兄ちゃんだけど……泣」
途中で涙が止まらなくなり、成亮の話は止まってしまった
慶「シーゲ！
シゲはお兄ちゃんだけど、甘えてもいいん
だよ？
ママもパパもシゲの事大好きだから甘えて
くれたら嬉しいよ！」
成「…ん泣」
慶「ママがご飯作ってくれてるから、抱っこで
行く？」
成「…うん♡」
照れながらも頬に涙の跡をつけ、小さな声で返事をしてくれた
子供が3人いて、祐也に目が行きがちな毎日だけど、もっと成亮や貴久にもかまってあげれるようになりたいと思う朝でしたとさ。
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なお - リクエストしても可能ですか？ (2019年10月13日 18時) (
レス) id: 2f6051b739 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 今日は更新しますか？ 楽しみにしてます！ (2019年10月12日 21時) (レス) id: 86d7ac29a0 (このIDを非表示/違反報告)
Mao - また更新楽しみにしてます (2019年9月14日 11時) (レス) id: 6bf0a68d23 (このIDを非表示/違反報告)
まや - また更新楽しみにしてます！ (2019年7月19日 9時) (レス) id: 0c225fa3ae (このIDを非表示/違反報告)
はな - 手越君が股間を抑えてトイレを我慢してましたが我慢できずオムツに漏らしてしまう話をお願いします (2019年6月13日 23時) (レス) id: a2d0b426b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あん | 作成日時：2018年9月4日 14時
