天使の家政婦さん 3 (ページ44)

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WZ「俺、Aが好き///」

一人称が俺になってる。

ちょっと待って。待って。

WZ「A？」

『あの。今、なんと？』

WZ「だからAが好きなんだって。何度も言わせんな///」

はい？ジフナが私を好き？なんで？

WZ「Aはどうなんだ？Aは好きな人、いるのか？」

どうしよう・・・。いないってしばらっくれる？

でも彼に嘘はつきたくないな。正直に言おう。

『・・・います。』

WZ「だれ？」

『えっと、それは・・・』

言う？言ってしまった方がいい？

WZ「言わなくてもいいよ。僕じゃないことは知ってる。」

そう言って、くるりと私に背を向けるジフナ。

WZ「ごめん、困らせて。じゃあ、部屋に戻って寝るよ。」

『あ。』

まあ、いっか。このままで。

ほんとに？ほんとにいいの？

後悔しない？

JH「伝えるだけ、伝えてみなよ。後悔しないうちにね。」

JH「そんな弱気だなんてAらしくないよ。当たって砕けろ！」

ジョンハンさんの言葉が蘇る。

私は、私は・・・！

『ジフナ！！』

WZ「うおっ！A？・・・んぅっ？」

『んっ』

去ろうとしたジフナを捕まえて、唇にキスをした。