天使の家政婦さん 3 (ページ34)

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もちろん、ジュンさんからもらったウサギのぬいぐるみも。

JH「ほら、クラゲ。」

ジョンハンさんについていくと、いつの間にかクラゲの水槽まで来ていた。

JH「綺麗でしょ？」

『まあ。』

JH「ふわふわ浮いていてゆらゆらしているのに、毒がある。って、Aみたいだね。」

『はい？』

JH「気づいてないんだね。」

『なんのことですか？』

JH「・・・ねえ。遊園地でシュアに何言われたの？」

『？？？』

JH「最後。二人で観覧車に乗った時。」

『……っ』

JH「いいよ。なんとなく勘づいているから。困らせてごめんね。」

『いえ…え？』

不意にジョンハンさんに引き寄せられた。

JH「俺もAが好きだよ。」

『え・・・？』

JH「一目惚れ、だったんだ///」

『でも、ジョンハンさんは・・・』

JH「だから余計に気に食わなかったんだ。同じだと思っているのに、惚れたこと。」

なんで、なんで？

JH「もう一度言うね。」

ジョンハンさんと目線が交わる。

JH「好きだよ、A。」

彼の真っ直ぐな熱のこもった目。
赤く染まった頬。

JS『あなたが好きです///』

そう言ったシュアオッパと彼が重なって見えた。