天使の家政婦さん 3 (ページ19)

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ナンパって…ドラマじゃあるまいしページ19

A side
怒って走って行ったジフナにお礼を言おうと、追いかける。
足、速いな。

？「お姉さーん。一人？」

ジフナ、速すぎない？

？「お姉さん？」

あ、しゃがみ込んだ。もう少し。

？「お姉さん！無視はひどくない！？」

突然、手首を掴まれた。

『へ？』

男1「へ？じゃないよ。さっきから話しかけてるのに。」

男2「うわ。めっちゃ美人。」

男3「その瞳。外国人？」

だれ、こいつら。

『だれ？』

男1「ねえ。俺らと遊ばない？」

は？ナンパ？

『お断りします。』

男2「なんでー？」

なんで？じゃねえよ。こっちはあんたらに構ってる暇なんかねえんだよ。

『離してください！！』

男1「いいじゃん、いいじゃん。俺らと遊ぼうよ。」

しつこい。黙ってくれないかな。

『お断りします。』

男2「ん？何か言った？聞こえな」

こいつ、耳悪いのか？面倒事は避けたかったけど。
堪忍袋の緒が切れて、回し蹴りをお見舞いしてやろうかと思ったとき。

WZ「何してんだよ。」

ジフナが助けてくれた。