超能力を使える『ツンデレ』弟がいる兄弟の話。 (ページ1)

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わんページ1

はろー、こんにちわ。

ン？なに？なにかおかしい？

あぁ、僕がおかしいのか。

うん、今浮いてるもんね。

どうも、この作品の主人公。超能力が使える末っ子です。

今浮いているのはしょうがない。

え、でもこれ超能力とかじゃないよ？

ほら、下に目線いってみろ、

ほら、驚いた。

そう。この家の長男、一番年上の兄貴に持ち上げられているのだ。

「れぃにぃ。高すぎ。天井に頭がついてグリグリされてる」

「ンぁ！？マジかよ･･･もうこれ以上は小さくできねぇぞ？」

今はタンスの上に乗っかってしまったプリントを取ろうとしているのだ。

「だからさ、僕が一人で取るっつたじゃん。僕が浮けば一発だから」

「はぃ･･････」

れぃにぃが渋々僕をおろす。

そもそもおかしいんだよ。

中一を持ち上げるとか。

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なんばー１宇緑七瀬(うりょくななせ)

・超能力が使える。考えればどんな能力でも使える。

・自分の為には能力を使わない。

・中学１年生の男子なのに、家族が過保護すぎて嫌。と言っているが、実はちょっと嬉しい。

なんばー２宇緑零治(うりょくれいじ)

・宇緑家の長男。皆のいいお兄ちゃんでいたい。

・七瀬にあまり懐かれていないくせにかまいまくる。

・２８歳で、就職している。そこそこ顔はいいのに、家族大好きすぎて彼女出来ない。