出ました酔っ払い ４ ページ36
msi side
シ「勝手に酔っ払って感謝伝えて寝るって勝手か」
マ「な。笑」
シ「俺たちの話も聞けや、たまには」
そう言って、眠るAの頬をびよーんっと引っ張るシルクの優しい表情からは俺と同じ愛おしいって気持ちが伝わった
「やめぇ〜」
シ「ぷっ」
マ「俺頑張れてんのかな？」
シ「ん？」
マ「メンバー全員分の代わりなんて出来やしないのは分かってんだけど。」
シ「いや。頑張んなくていいんじゃね？」
マ「え？」
シ「こんだけ頼れる人間居んだし。つかお前だけでA抱えさせねーぞ！俺の可愛い妹なんだよ、世話させろ」
お前まで面倒くさい酔っ払いなんなって笑ったシルク。
Aの言葉聞いてたら、メンバーがAに注ぐ愛情と同じ…いやそれ以上の事を俺はしてやれてんのかって不安になってしまった
…でも最後言ったAの言葉に救われたのは確かで
シ「こんっだけの人間の中でお前は、1番なんだよ。Aの中での1番はお前だけ」
マ「1番、」
シ「そう。それが何にも負けねーあれだろ」
マ「…あれってなんだよ」
シ「なんかあれだ、なんて言うのかは知らんけど。うん！面倒くせぇ！笑」
“なんとなくだけど 分かった”そう呟くと、ならいいわ。とドヤ顔見せて 急に眠ってしまった。
眠っているAを抱き抱えて寝室へ運ぼうと立ち上がった瞬間
ザ「いいねえ〜。しれっとお姫様抱っこ出来ちゃうマサイ。かっこいい」
マ「あ！？！？」
少し酔っ払ってる様子のザカオ。
え、居たの？←
ザ「ふふふ〜。これ待ち受けにしよーっと」
マ「お前居たんかよ」
ザ「居たよ？シルクも気付いてなかったっぽいけどさ」
マ「いや！なんか喋れよ！笑」
ザ「だって目が覚めたら大事な話してたっぽくて入り損なったんだよ…てか早くA運んであげて！寒いし風邪引いちゃう！」
マ「…お前も早く寝ろ」
俺も運んで〜！マサイ王子様みたい！と騒ぎ出したザカオを放置してAを運びました。
次の日 知らん間に寝落ちてたらしい俺、もう編集してるシルク。勿論起きてないダホ。
あ？ザカオは？
シ「寝室でAとザカオ寝てっぞ」
マ「は！？！？」
シ「いや。お前が運んでたしいーんかなって」
…Aをベッドへ運んだあと
酔っ払ってたんか眠かったんかキャーキャー言うザカオまで寝室へ運んだらしい俺です。
速攻ベッドから落としときました、はい。←
*
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作者名：とまと | 作成日時：2020年9月11日 15時
