出ました酔っ払い ２ ページ34
A side
なーんだか飲みたい気分になったものの…
誰もおらんし一人で飲みに出るかって着替えて玄関を開けると、目の前にはダホちゃん。
ン「ん？どしたの？どっか行くの？」
「うん！飲みに出ようかなあって久しぶりに！」
ン「…はい。確保。」
「あ？え！？」
鞄を取り上げられ、ダホちゃんに手を握られて…はい。確保されました。
なんで？別にいいじゃんね、たまに飲みに出ても
「別にいいじゃーん」
ン「だーめ。俺が付き合うから、ほら」
「ほんと？ならいいや！飲もう〜！」
前買いすぎたビールめちゃめちゃ残ってるし丁度いいかとダホちゃんがビールとつまみを色々出してくれた
まあ、そりゃ家だと気も張ってないし落ち着くし
いつ寝ちゃってもどうなっちゃってもメンバーが絶対見つけてくれるから安心してグイグイ飲んじゃうよね
…とか何とか言ってたら 気が付けば 頭はふわっふわ。
すんごく気持ちが良くて楽しい気分。そんな事思ってたら、諒ちゃん登場
この顔見たら余計安心して、なんか酔いが回るのは私だけ？←
マサイを呼んで欲しい私と明日にしろと言う諒ちゃんの言い合いが数分続いて
あれ？電話かけてくれてる？
シ「寝てた？…だろーな。いやお前んとこのワガママ娘が暴れてんの、なんとかしてくれん？笑」
「そんな言い方すんなぁぁぁ！」
シ「ほら、聞こえるだろ？来れそうだったら来てやって。マサイ呼べってうっせーんだわ。は？うん、はいはい、おっけー、じゃ。」
「なんて〜？」
シ「すぐ行く、今すぐ行く、俺呼べとかそんな嬉しい呼び出し可愛くて死ぬ。よし、行くから、はい、着替えた。もう出れる！じゃ！…だと」
「ふへへ〜、さすが、ましゃい〜ん」
シ「しゃい〜んじゃねぇよったく。笑」
嬉しくてニヤニヤしてると、シルクに頬っぺた ぶすーってされた。
痛いのよ、あなたの力加減。普通の女の子だったら泣いてるからね！？
マ「待たせたな！！」
シ「はえーな」
「しゃい〜ん！！」
マ「…待て。想像以上だな。」
シ「だろ」
マ「しかし、可愛い。許す」
シ「…バカだろ、お前(笑)」
*
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作者名：とまと | 作成日時：2020年9月11日 15時
