１３話 ページ14
九「よっし、じゃあ練習再開しよう！Aちゃんお団子ありがとうね」
ケント先生はドＳさんなのかもしれない
わざとなのか、無意識なのか…無意識なんてうそだよね！？って思うくらい
グッと顔の距離を詰めて耳元でありがとう、なんて
泉「…先生、準備できてるんですが。」
そんな先生とわたしを引き離すように泉くんが助け舟を出してくれた
た、助かったぁ…
あのまんまじゃ、心臓がいくつあっても持たないもん！！
それから部活は順調に進んで、みんなはもう帰りの準備を進めていた
貴「お疲れさまでしたーっ」
時間が遅いこともあって、女子部員は早めに終わらせてくれるみたいで、わたしは一足先にカイロス寮に戻ることになった
寮に戻ると、一通の通知
泉奏『お疲れさまです。無事帰れましたか？』
泉くんからみたい
すごく優しいなぁ…心がぽかぽかあったかくなる
とは言っても、学校から寮まで大した距離ないんだけれども
A『はいっ、帰れました…っ(*'▽')』
泉奏『良かったです。あの、今すこし電話しても大丈夫ですか？』
貴「ふ、えぇ！？電話っ！？」
思いがけない提案に声がひっくり返ってしまった
どうしよう、どうしようと考えてる間に、うんと返事してないのにも関わらず泉くんから電話がかかってきた。
泉奏「…んんっ、あのAさん。急に電話してしまってすみません。」
A「い、いえっ…、あ、あの…っ何か…？」
泉奏「大した用ではないのですが…おれのこと、名前で呼んでいただけないかなと…。」
A「名前…ですか？…っ、わたしでよければ…っ
えっと…奏、くん…っ」
泉奏「…呼び捨てで。」
A「………奏…っ？」
泉奏「っ！ありがとうございます…、では。明日。」
なんだったんだろう、いつもの泉くん…奏とは違って……
それにしても顔が熱い
鏡を見てみれば茹でたタコのように顔が真っ赤…っ
甘酸っぱいような、胸をくすぐられるような今まで感じたことのない気持ち…
アキラ、と呼び捨てにしたときとは…違う…
続く (更新停止中)
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あ - うわんつづきみたい。。。 (2月12日 3時) (
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作者名：星雲わわ | 作成日時：2018年2月21日 9時
