今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:4,267 hit
小｜中｜大
１１話＠泉side ページ12
Aさんはとても不思議な人だ
いつの間にか、おれの心を狂わせていく
今まで女子となんか連絡先を交換していなかったし、したいとも思っていなかったから
なのに、自分から交換しよう、と…
’ぽこんっ’
突然、ｌｉｎｅの通知
家族からくることなんて滅多にない、一体なに…
泉「っ、ふふっ」
メッセージはAさんから
内容はスタンプひとつ。
可愛らしいうさぎのスタンプ
隣にいるのに
不思議とそこに、「なぜわざわざ隣にいるのに、いちいち…」とかの感情は湧いてこなかった
むしろ……なんて言ったらいいんだろう
くすぐったい…というか、なんというか…
おれには、この感情がなんなのか
全く分からなかった
貴「えっへへ…」
ｌｉｎｅを交互にみながら、思わずAさんと目を合わせ笑いあった
Aさんがどう思ってるかは分からない
けれど、おれにとってはとても心地よい時間だった
九「おーい！始めるぞ〜」
部室から先生が声をかけると、Aさんは驚いたようにぴょんっと跳ね上がり
本人は走っているつもりかもしれないが
ちょこちょこと小さく走っていく姿は、小動物のよう
また、くすぐったいような感情がおれを包んだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 21人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あ - うわんつづきみたい。。。 (2月12日 3時) (
レス) @page14 id: 7b5adfd757 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：星雲わわ | 作成日時：2018年2月21日 9時
