嫌いは好きの裏返し

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マネオッパが言ってくれた

MG｢お前はよく頑張ってるし、男に紛れてよくあそこまでついて行ってると思うよ？そろそろホームシックになる頃だろうと思ってたし、家族に会っておいで。それからまた冷静に考えよう｣

｢いやだから抜けないってば｣



私がこっちに来てからずっとそばで支えてくれたのはマネオッパとパンPDとソンドゥク先生くらい


マネオッパは親戚のおじさんみたいな安心感がある。日韓ハーフらしく韓国語も韓国の文化も全てこの人に教わった



.



3年くらい前に家族で韓国に旅行に来たことがあって、その時かな？パンPD直々のスカウトを現状受けたのは

最初はすごく怪しかったパンPDニム。私たちが日本人だとわかると、拙い日本語で熱いオファーを受けたので練習だけでも行ってみることにした

練習風景などを見て、日本では絶対に学べないような独自な練習メニューなどそこには私が求めていた個性があった。

ここなら私の個性を活かせて私のやりたい事が見つけられるかもしれない。そう直感したから、そのスカウトを承諾した

亮兄は大好きだ。でもなんでも出来る兄と全て比べられるのはもう嫌だった。だから少し離れたかったのも理由の一つ


最初は亮兄にも親にも大反対された。中学生が1人で韓国なんて何考えてるのって散々怒られたけど、私が自分の意思で何かをやりたいというのは初めてだったらしい。なんとか説得して、今じゃ応援してくれてる



そう、私はやりたくてここに来た。今更しょうもないことで潰されてたまるかってんの


てかダンスとか歌とかやっと好きな事見つけられたのに、今更あんな人達のせいで辞めようとか1ミリでも考えた私、馬鹿らしくない！？


こうなったら防弾少年団は私が乗っ取る勢いでやってやるわ


ヨジャだからって舐めんじゃないわよ！！！！


私には！あの！イケメンの血を引継いでるんだからイケメンなはず！！


そうとなればヘアメイクさん達に髪を切ってもらおう


ちょっと怖いけどヘスさんに頼もう..


この長い髪とおさらばして気持ち入れ替えよう


｢マネオッパ！ヘスさん呼んできてくれる！？｣


MG｢え、あ、おう。その前に一旦事務所に帰るぞ。ヘスに車運転お願いするからお前今日そっち乗れよ｣


｢分かった！｣


ヘスさんと二人きりか..


嫌われてる人と2人きりなんて緊張する




...亮兄に会えるから頑張ろう

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