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RM side
「後ろからいきなり口を塞がれて人気のない所に引っ張られたので、犯人の顔や特徴を見ることは出来ませんでした」
病院に着き、しばらくして目を覚ましたAは言った
「私の不注意でスタッフさんの方達も迷惑かけてしまいましたね。ナムジュンさんも本当にごめんなさい」
犯人を知っているはずなのにそれを言わないA。何が目的なんだ
RM「..Aは悪くないよ。犯人はウンビさんでしょ?」
「いえ、ウンビさんの見える場所にいなかったのは私です。彼女を責めないでください。私の不注意が原因ですから」
Aがそういうもんだから、他に何も聞けなくて
MG「特に異常も見つからなかったって。どうする?帰るか?」
「ナムジュンさん帰りましょう」
RM「あ..う、うん..」
「マネオッパ宿舎までよろしく」
MG「はいよ〜。ほらナムジュンもぼーっとしてないで行くよ」
RM「え、あ..はい」
何だこの慣れた感じ
何だこの違和感は
「私の事運んでくれたのナムジュンさんですよね。ありがとうございました」
RM「あぁ、うん。Aが無事ならよかったんだ..怖かったでしょ?」
「...大丈夫ですよ。こういうことには慣れてるんで」
彼女は、素直に怖いとか甘えることが出来ないんだ
甘えることが出来なくなったのは少なくとも俺たちのせいだ
RM「強がらなくても大丈夫だよ..」
心を完全に開いてないのは分かってる
本当に彼女のことが大切で、好きと、愛しいと思うのなら、そばで守っていかないでどうする
3年前の俺達は嫌われることを恐れて、Aを割れ物のように扱い、彼女を壊しかけてしまった
もうそんな過ち二度と繰り返さない
RM「1人にしてごめん..」
Aの手を握った
RM「俺たちのことまだ怒ってると思う。簡単に信用なんか出来ないのもわかってるよ。俺は素直に生きるって決めたから、Aが俺の事嫌いでもそばにいるし、離れないから。バンタンのリーダーでマンネたちのヒョンでありオッパだから、もっと頼れるような兄になるように頑張るから、俺たちのこと頼って?」
俺の手を握り返してきたA
まさか握り返してくるとは思ってなくて、反射的にAの顔を見つめてしまった
「そんなふうに真剣に考えてるとは思ってなくて..とてもビックリしてますけど、ナムジュニオッパの気持ちはしっかり伝わりましたよ」
そう言って微笑むA
いきなりオッパ呼びのその笑顔はずるいでしょ..
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安瀬いのは(プロフ) - しゃりりさん» 私もどういう展開になるのか書く度に変わるので自分でも楽しみです笑 ありがとうございます泣 気長にお待ちいただけたらなと思います! (2019年1月22日 0時) (レス) id: 233bcfa232 (このIDを非表示/違反報告)
安瀬いのは(プロフ) - ねこさん» 神..だなんてとても嬉しいお言葉ありがとうございます泣 微力ながら頑張らせていただきますので気長にお待ちいただけたらなと思います。 (2019年1月22日 0時) (レス) id: 233bcfa232 (このIDを非表示/違反報告)
しゃりり - 凄い続きが楽しみです!更新頑張ってください!!!待ってます! (2018年12月29日 0時) (レス) id: 211b9b7947 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ(プロフ) - これは神ですね。更新待ってます!頑張ってください〜〜! (2018年11月26日 14時) (レス) id: b5c5f58849 (このIDを非表示/違反報告)
安瀬いのは(プロフ) - なげっと。さん» 神ではないですが、副業で堕天使やってます(冗談です)ありがとうございます。私も好きですよ〜 (2018年11月20日 20時) (レス) id: 233bcfa232 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うさみん | 作成日時:2018年10月22日 10時