嫌いは好きの裏返し

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HS side


Aちゃんと同じバンに乗れて気分は最高潮な私達ですが、なんだか彼女は不安そうな顔している

そりゃそうだよね..いついじめられるんじゃないかって勘違いしてるんだもんね

なんて話題を切り出そうか迷ってるとAちゃんが髪を切りたいと言い出したので、全力で阻止した


私たちの勇気が足りないせいでこんなに傷付けて悩ませてしまっていたなんて、ペン失格ね

ん？待てよ？私たちがAちゃんに近づけなくなったら八割アイツらのせいよね。2割は私の勇気だけど


元々私達Aちゃんとお仕事しようとしたところ防弾少年団に引き留められて、最初は話しかけられないっていう悩み相談を聞いてただけなのにいつの間にか私達まで話しかけられなくなってたのよね。

いつもボロクソに私達のこと扱うことも含めて少し痛い目見てもらいましょ！Aちゃんを利用する形になってしまうけど半分事実だし！

サランとミオを見たら同じこと考えてたみたいで


サランはなんだかアイツらに電話かけてるみたいだし..私たちをいじわるヘアメイクに仕立てあげようとしてたアイツらへお返ししてやろう。


防弾少年団に言われて仕方なくあんなことしていたなどと、言って私達は安全で優しいヘアメイクだと言うのを伝えた


分かってくれたらしく、Aちゃんは安心したのか泣いちゃって。まぁその涙すら尊いんだけど。天使の涙や


仲良くしたいと伝えたらよろしくお願いしますですって！防弾少年団より距離縮まったんじゃない？

キタコレじゃない？


女子という特権乱用してあんなことやこんなことしてやるわよ〜！


サランの電話の向こうで悔しそうな声が聞こえるのは無視しときましょう


HS｢Aちゃん、彼らに宣戦布告してきたら？そしたらもっとやる気出るんじゃないかしら｣


｢宣戦布告..もっと上行ってやるぞ！みたいな感じ..ですかね？｣


MI｢ダンスも歌も負けてやらない！って感じで今感じてること彼らに直接行ってみたら？｣


｢そうですね。事務所着いたら言ってきます。ありがとうございます..｣



ヘラっと笑った笑顔に心臓を掴まれた


ぐっ..何この天使..


後部座席の2人は無事に昇天しれたようで


少し私たちに心開いてくれたみたいで叫びたいほど嬉しい


うん、嬉しいわ！！





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ヘス スタイリスト 92line
サラン ヘアメイク 92line
ミオ アシスタント 95line

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