15話『黒い兵器』(上) ページ11
ハイカラシティーから帰ってきて1ヶ月後。色々事情を掴めないレイはようやくコハクとリトの険悪な雰囲気を読んだ。
昼の時間にレイ黙々と昼食を食べるコハクとリトを横目に、提案した。
レイ「今日昼からナワバリしないか?」
ミカ「ん!いいね!」
レイ「ミカ、お前はちゃんと飲み込んでから話せ」
ミカ「ん!飲んだ!」
リト「いいよ?」
コハク「私は大丈夫です」
レイ「じゃあ行くかー」
ミカ「ハクちゃんを守るぞー!」
ミカはいつも通りだが、リトやコハクはレイやミカを通してじゃないと話さなくなった。もしかして、自分が知らない間に何かあったのかと考えたレイはどちらかと2人になった時に聞こうと思っていた。運良く2人になる方法はこれしかないと思った。
ロビーにて、
リト「あれ?ミカちゃん珍しくチャージャーじゃないね?」
ミカ「そうなのー!デュアルにしてみた!チャージャー今不調だからね〜」
リト「そうなんだ?」
そう話している間に残りの4枠が埋まり、4人はワープフロアに入った。
ステージにワープすると、皆見覚えのある顔だ。
コハク「えっ、皆さん…?」
ミカ「4人揃ったー!amuseだー!」
レイ「…かなりのレアだなこれ」
リト「運が良いね…笑」
相手チームを見てみると、見たことのない髪型が。
レイ「あっちのチームの髪型、もしかして美容室で新しく切ってもらえんのかな」
リト「そうなのかな?でも僕は遠慮しとくかな笑」
レイ「まあ、俺もかな笑」
ステージはモズク農園。比較的平らなステージだ。
猫の審判によるスタートの合図が鳴る。
レイ「リトは右から裏取り、俺とコハクは左から、ミカは高台へ行ってくれ」
ミカ「了解!」
リト「分かった!」
コハク「つ、ついて行きます…!」
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作者名:こっこ@amuse | 作成日時:2019年7月1日 7時