同窓会 ページ4
〜Aside〜
A｢...よし！できた！｣
私は同窓会へ行く支度をしていた。
会場は米花サンプラザホテルで立食形式とのこと。
なので私は新しく新調した淡いピンクのパーティードレスを身につけて、編み込みハーフアップに。
A｢皆...来るのかな｣
そして彼も...と考えながらバックに財布やら携帯やらをつめる
A｢これでバッチリ！行こう！｣
.
.
.
ー米花サンプラザホテルー
？｢あー！Aきたー！｣
？｢A〜！｣
A｢奈緒！美織！｣
奈緒と美織は高校時代にとても仲良くしていた友人である。
奈緒は小学校教諭、美織は小児科で看護師として働いているので中々会えることが出来ず、10年振りの再会となった。
奈緒｢もー！ずっと会いたかったよー！元気してたの？｣
A｢あははっ、私も！なんとか元気にしてるよー笑｣
美織｢仕事は楽しい？｣
A｢仕事ねぇ〜...残業多すぎるけど、それ抜きにしたら楽しいかな！...って、え！？2人とも薬指に指輪！？｣
奈緒｢えへへー実は最近プロポーズをうけました♡｣
美織｢私もなの！結婚式やるからきてよねっ｣
A｢うそー！？2人ともおめでとう！｣
奈緒｢Aはどうなのっ！彼氏とか♡｣
A｢どーせ私なんかに彼氏なんてできませんよーっ！｣
奈緒｢ごめんってー！｣
A｢なーんてねっ笑｣
美織｢もーっ...そういえば、イケメン5人組は？まだきてないよね？｣
イケメン5人組....？そういえばまだ見てないな
5人組とは、私の幼なじみである降谷零、萩原研二、松田陣平、伊達航、諸星景光のことである。
奈緒｢たしか高校卒業後、警察学校に進んだんだっけ？｣
美織｢そー！皆警察なったのかな？ねっ！A！｣
A｢へっ！？なにが？！｣
美織｢モーなにぼーっとしてんの！あの5人組と連絡とってないの？｣
A｢全然とれてないや〜...なにしてんのかな｣
あの5人と幼なじみでありながら、連絡先すら知らない。
奈緒｢ね〜...きっと超イケメンになってるんだろうなぁ〜私は萩原くん推しだったんだよね♡｣
美織｢えー私は断然松田くん♡あのクールな感じ堪んなかったよねぇ〜！｣
奈緒｢Aは誰推しだった？♡｣
A｢推しって...アイドルじゃあるまいし...私は...｣
｢お！あいつらきた！｣
｢きゃあ！萩原くん久しぶりぃ♡｣
｢伊達ー！お前ガタイよすぎね？！｣
振り向くとそこには5人の姿があった。
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作者名：そいみるく | 作成日時：2022年11月7日 20時
