ただの一般人なんです！【名探偵コナン】

episode33 ページ37

昴「ではこちらのお皿に…」

貴「はい！」

なんだか赤井さんと２人でこんな事をしているとまるで…

歩「新婚さんみたい！」

光「本当ですね」

元「んー！いい匂いだぜ！」

うん…3人とも！

隠れているつもりだとは思うんだけど丸見えだから！

昴「ところでAさんはなぜコナンくんと友達に？」

貴「えっと…

　 私が初めて会った時コナンくんにぶつかってしまって…それからですかね？」

自分で聞くとおかしな出会い方をしたなと思う

昴「あぁ コナンくんはすぐに人と仲良くなれますからね

　 相手の懐に入るのが上手なんでしょう」

貴「確かに そうかもしれませんね」

相手の懐に入るというか

…むしろ強制的に入っているような気もする


こんな風に

赤井さんが質問して私が答えるという会話が続いているんだけれども

さすがに質問されてばかりでは気がひける

なにか話題は…

あ！一番近くに話題があるじゃないか！料理について！

貴「あの、あかぃ ……沖矢さん！」

あぁ！私の馬鹿！赤井さんって言いかけたよ？！というか言ったよ！？

自業自得という言葉を自分に贈りたい

今の自分にぴったりだ

心の中で、ずっと赤井さんって呼んでたのがいけなかった

私の馬鹿！(２回目)

……あれ？

動揺しすぎてなにを質問しようと思ってたのか忘れたんだけど？！

昴「あの…『あか』とはなんでしょう？」

うん！やっぱり聞こえてたみたい！

貴「実は…知り合いに似ている人がいまして！間違えそうになりました」

てへぺろ！という効果音をつけたいほどだ

昴「へぇ…そうなんですか
　
　 では会ってみたいですね…その方に」

貴「え……？」

なぜか昴さんにじりじりと距離を詰められていく

そして背中に伝わるひんやりとした感触

ﾄﾞﾝｯ!

まさか…これって…壁ドン！？





〜追記〜
阿笠博士の家で料理を作るときはだいたいリビングみたいな所で作ってますよね

ですが今回はリビングの他にキッチンがある！と言う設定でお願いします

さすがにあの広いところでは壁ドンなんて堂々とできないし

少年探偵団も隠れられませんしね笑

この文章で大丈夫ですかね？分かりにくくてごめんなさい！

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