ただの一般人なんです！【名探偵コナン】

episode29 ページ32

店員「socomoは初めてご利用されますか？」

この質問に『実は…この世界自体が初めてです！』とか言ったらただの変人だ

無難に答えておこう

貴「はい！そうです』

店員「そうなんですね ありがとうございます

　 では以前、どこの会社のスマホをお使いになっていましたか？」

…分かんない…スリップした後当然のように使ってたけど

あのスマホってどこの！？

適当にはぐらかそう

貴「だいぶ前に落としてしまったんですけど

　 見つかった後戻って来てない…というか返されてない…というか…」

店員「は…い…？」

はぐらかされてない、店員さんも困惑するほどらしい

その後かくかくしかじかでスマホの契約が終わった

店員「では少々お待ちください」

いよいよ！新しいスマホゲットだz『あれ？Aお姉ちゃんだ！』

聞き馴染みのありすぎる声

いや、これは幻聴だな…気にしないきにs『Aお姉ちゃん！』

死神ぃぃぃぃぃぃ！

…なんかこんな事が前にもあったような気がする

けど、今の死んだような顔でコナンくんを相手にしてはいけない

こちらも大人な対応でいかねば…！

貴「コナンくん？こんなところで会うなんて奇遇だね！今日はどうしたの？」

コ「あのね…さっきこのお店の前を通ったらAお姉ちゃんの姿を見つけて

　 会いに来ちゃった！」

嘘だろ！！絶対位置情報かなにかで特定してただろ！！

店員「あの？…」

店員さんがいつの間にか来ていた

貴「あ！ごめんなさい」

店員「いえいえ！

　 ところでそちらの坊やは？」

コ「僕は江戸川コナン！Aお姉ちゃんのお友達なの！」

店員「あら？そうなんですね！」

なんだか店員さんとコナンくんの二人の光景が微笑ましい

…はっ！いけない！そんな呑気なことを考えている場合じゃない！

私は早くスマホをもらって帰りたいんだ！

ここは強制突破で行こう

貴「あ！これ私の携帯だ！」

なんて白々しい！と自分でも思った

どこからどう見てもそうだろ、と思うであろう

だがこれ以上の言葉が見つからなかったんだ

店員「あ、申し訳ございません！では…」

スマホの説明的なのを聞いてやっと！念願のスマホを貰えた

店員「ありがとうございました

　 坊やもまたね」

コ「うん！！またねー！」

お得意のぶりっ子でコナンくんはいとも簡単に店員さんと仲良くなっていた

いつの間にか私の手も握ってるし！

コ「わー！Aお姉ちゃんのスマホ可愛いね！」

字数制限やばいのでt

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