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秘密 １６５ ページ5
「はぁぁぁぁ、頭がいたい」
降谷「大丈夫か？」
警察庁の廊下で盛大にため息をつきながら座り込んでしまう。今すぐ、発狂したいぐらいの勢いを押し殺した結果だ。褒めてもらいたいぐらいなのだが…
「平気。ちょっと、休憩するぞ。頭がパンクしそうだ」
私のことを心配している、零も明らかにストレスが溜まっていそうでお疲れなのだ。そんな状況で作業効率が上がるはずがない。
よって、時間外労働三日目を迎えた私たちが仮眠を取っていたって、誰も怒るはずがない。
と言うかむしろ、この労働環境の悪さをしかるべきところに提出したいくらいなのに、してないんだ。感謝しろやク●上司！
降谷「………無理。死ぬ。寝る」
体力のある私や降谷が不眠不休三日目なんて、今更大したことはない。全ての原因は、あの自由人のFBIの所為だ。
アイツらが来てから、違うメンバーでの仕事、慣れない作業、規則・常識・マナーを守れない阿保の所為でストレスが溜まるばかりだ。
私たちが、最初の話し合いで意地を張った為の結果だ。後悔はしてないし、ここは日本だ。我々が主体となるのは、当たり前だ。当たり前もはずだ……
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作者名：白奈うどん | 作成日時：2018年8月26日 22時
