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目が覚めると、ベッドの上だった。
研二が連れて行ってくれたみたい。
「結局寝ちゃったけど....。どう?具合悪くない?」
「うん....。なんだか不思議な感じだった。」
「そっか。苦しくはなかったんだね。
とにかく、支度しておいで。松田たちのとこで詳しく聞くから。」
研二が車を出してくる間に忘れないように、携帯に内容をメモして
支度した。
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萩原side
Aが魘されるようなことは起きなかった。
いつもこの時期になると、体を震わせて過ごすのに。
本庁や、今まで狙われた病院。重要施設は念のために毎年警備が置かれている。
だけど、年々その警備対象は狭くなっていく。
仕方がない。東都からしたらもう過去の事件だから。
「大丈夫か....。無責任だよなぁ...。」
自分の悪い癖だ。Aの苦しむ顔が見たくなくて
何とかしてあげたくて大丈夫と言ってしまう。
職業上、家族を遺して殉職する可能性がある事は覚悟している。
Aも警察関係者だ。そのことは理解している。
だけどAが夢に耐えている以上、俺もあの事件の延長線で命を落とすわけにいかない。
カウントダウン0の年。俺にとっては好都合だ。
尻尾だした犯人には償ってもらわなくちゃな....。
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作者名:Ceylon | 作成日時:2021年1月8日 20時