ぬこがご ページ5
｢…玲王、ねこがいる。｣
｢は？
｢じゃあコレ猫じゃないの？｣
凪ちゃんと玲王くんが話してる………とスペキャになりながら思考を止めていると、急に浮遊感に襲われた。
｢みﾞゃｯ？！｣
おわわわわわわ、凪ちゃんから抱っこされてる！！！
おてて大きい……しゅき…………。
え、もしかして私片手でも持つ事が可能な位
｢マジで猫だ。｣
｢ね、猫だよね。｣
｢てか結構汚くね？しかも子猫だし。｣
｢…ねぇ玲王。小さいし柔らかいしで怖い。交代。｣
頭上で話されている内容なんて右から左へと受け流されております。取り敢えず凪ちゃんのおててから玲王くんのおててに移動しました。玲王くんはお姫様抱っこのようにおしりの方を支えるように抱っこしてくれた。汚くてごめんなさい……。私の事は放って置いてご飯を食べて下さい………。
きゅるるる……
あっ、待って。お腹鳴った。恥ずかしい。シヌ。
｢みゃう………｣
｢ん〜？腹減ってるのか？｣
｢猫って何食べられるの？シーチキンは？｣
｢俺も水持ってくるわ｣
ｱｯｱｯ、私何かの為に動いて下さり誠にありがとうございます……。シーチキン大好きです……。玲王くんが持って来て下さるお水は水道水でも岩清水です。
それから程なくして玲王くんがサッと油を流してくれたシーチキンとお水を小皿に盛って床に置いてくれた
｢ゆっくり食えよ〜｣
｢みゃぅん｣
自分では｢ありがとう｣って言ったけど伝わったかな。いや伝われ。
それでは玲王くんに感謝して頂きます！！！！
因みに珍しく凪ちゃんが玲王くんの分まで配膳して玲王くん感極まってちょっと泣いてた(可愛い)
2人の椅子と椅子の間の床で食べてます。うまっ。
2人とも
シーチキンを食べたらお水を少し飲んでの繰り返しをしていて、残り3分の1という所で視線を感じ頭を上げると凪ちゃんがフォークを
は〜〜〜〜〜〜〜、目がくりくりなんよ。零れ落ちるって。
それから1分ほど見つめ合っていると玲王くんが口を開いた
｢凪、早く食べないと風呂に入るのも遅くなるぞ｣
｢え〜、面倒くさぁい｣
フォークを咥えながら机に突っ伏した
……To be continued
続く
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凛 - とても面白いです！更新待ってます！ (5月14日 17時) (
レス) @page4 id: b6e4e5edf5 (このIDを非表示/違反報告)
米麹かもしれない(プロフ) - 率直に大好きです！更新頑張ってください！！応援してます (2023年1月21日 19時) (レス) @page4 id: d3b881e981 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アカネ | 作成日時：2023年1月11日 0時
