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Story 35 ページ37
Aはゆっくり口を開く。なぜこんな話を目の前の彼―――バーボンにしようと思ったのだろう。
…わからないけれど。
『私の父は組織の幹部でグレーンというコードネームを持っていたの』
…彼女の話は驚きの連続だった。
今ならわかる。彼女は"ローズ"として存在し続けないと生きていけないという事が。
それはとても残酷で、美しくも儚い運命。
「もし叶う事なら…貴女の名前が知りたい」
安室はそう言って彼女を見つめる。彼の碧眼を真っ直ぐに見返すダークブラウンの瞳。
『A。そう呼んで。呼び捨てで構わない』
「A。僕は安室透」
『透ね』
ふわり、花のように笑うAは確かに檻の中に居る。
赤井が言った通りの
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作者より
ローズの秘密や過去は少しずつ明らかにしていきます！(*^^*)
作成してまだ間もないですがたくさんの方に読んでいただけて嬉しいかぎりです。
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祥子(プロフ) - クローバーさん» クローバーさん！最高の褒め言葉です！嬉しいです(*^^*)更新頑張ります！ (2017年9月30日 9時) (
レス) id: 509da0a297 (このIDを非表示/違反報告)
クローバー - おもしろいです。早く続きが読みたい (2017年9月29日 23時) (レス) id: d0ebff26be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祥子 | 作成日時：2017年9月8日 22時
