Story 22 ページ24
「ねえ、キール…貴女、コレじゃないわよね？」
暗殺劇第二幕が開かれ、全員が次の暗殺現場であるベインB―――鳥矢大橋に向かう。バイクにまたがろうとしたキールに同じくバイクにまたがったベルモットがそう聞いた。コンコンという規則正しい
「そんな訳ないでしょ」
キールはベルモットの真意を読み取り、即座に否定し、バイクにまたがった。
盗聴器を回収しようと杯戸公園でキールの靴を拾ったコナンだったがタッチの差でキールに靴を取られてしまい、未だ回収出来ぬまま。ただただ焦りが募る。
灰原に途中で言われたセリフが耳から離れない。
〈 いい？あなたの目標は盗聴器の回収よ！妙な正義感で躊躇していればあなたの周りの人はみんな消されてしまうわ！もちろんあの探偵事務所の彼女もね……〉
〈 キール？さあ、聞いたことないわね…キャンティとコルンなら組織にいた頃聞いたことがあるわ…腕利きのスナイパーだってね…〉
そして極めつけは"彼女"のコードネームを出したときの灰原のあの怯えた声。はっと息を呑む音。
〈…今、何て言ったの…？"ローズ"…ですって…？ 〉
なあ、灰原オメー知ってるか？"ローズ"って…。そう聞いたとき彼女は凍りついて言ったのだ。
〈…彼女はベルモットと同じくボスのお気に入りよ…。あのジンでさえ一目置く程の。…いい？絶対に盗聴器を回収するのよ！ローズに目をつけられれば必ず殺されるわ…。そう必ずね… 〉
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祥子(プロフ) - クローバーさん» クローバーさん！最高の褒め言葉です！嬉しいです(*^^*)更新頑張ります！ (2017年9月30日 9時) (
レス) id: 509da0a297 (このIDを非表示/違反報告)
クローバー - おもしろいです。早く続きが読みたい (2017年9月29日 23時) (レス) id: d0ebff26be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祥子 | 作成日時：2017年9月8日 22時
