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いきなりハグしてみた【95】 ページ1
sc
「うおっ、！！？」
彼の大きな背中に飛びついて、にしし と笑ってみる。
「や〜、、びっくりしたじゃんかぁ〜」
「そんな悪い子にはこうだっ！！」
あっという間に彼の腕の中。強く、強く、抱きしめられて＿
jh
「おっ、」
よろけるもののあんまり驚かない彼。
もう少し驚いてよ、なんて呟けば
「俺を驚かすなんて一生無理だよㅋㅋㅋ」
なんて笑うから。どうにか驚かせないかと考えて咄嗟にとった行動は……
ちゅ
と、リップ音が部屋に響く。突然の事で目を見開く彼。あぁ、やっと驚いてくれたね＿
js
「おっ、と」
あまり驚いた様子もなく、なんなら体を支えられてる。
「大丈夫？怪我してない？」
なんて心配するから、ハグしようとしたのがなんだか失敗したみたいになっちゃって。
してない……いいもん…いいもんね……
なんて拗ねてみれば
「え〜？ㅎほら、僕は前からがいいんだけど？」
と言って両手を広げる彼。ぽすん、と身を預けて。さあ、今日も兎に捕えられようか＿
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作者名：a | 作成日時：2024年2月19日 1時
