検索窓
今日:7 hit、昨日:8 hit、合計:1,732 hit

□他の男と話してみた ページ1

『ありがとねこれ』
mob「全然いいよ!またなんかあったら言って!」
そして、手が触れ合う__

_授業という睡眠時間を過ごしたあとはただただ焦りが募るだけ。そんな時に、しっかりとノートをとっていたであろう友人(異性)に写させてくれと頼み込み、ノートを写させて貰ったあと、返す時にほんの少しだけ手が当たってしまっただけなのだ。それなのに、

「俺のだ〜〜いじなAの手が汚れちゃった」
『は?』

そういうや否や除菌シートで私の手を丁寧に拭き取り始めるこの男、猿山。新学期、隣の席だったため仲良くしようと言って会話を交わしたのが悪夢の始まりである。こいつはなかなかに面倒臭いヤンデレ男であり今までも散々参らされているのだ。

『ねぇ、そろそろいいでしょ?別に善意でやってくれたんだから。しかも、猿山は私の彼氏とかじゃないんだからこういうことしなくてもいいでしょ。』
「え……?なんでそんな事言うの…?俺、おれ…Aのためを思って…!……私の彼氏じゃないって、え、?なに、、言ってるの…おれ、そんなに頼りなかった?俺Aの彼氏なのに……」
何を言ってるんだこいつは。私は彼氏もいなければこいつに想いも寄せていない。お巫山戯がすぎる。
『あのさぁ…!』
「あ!わかった!!そんなに俺の気を引きたかったんだね!もぉ、そんな事しなくてもちゃぁんとAしか見てないよ♡んふ、かまってちゃんなんだから〜」
あぁ、もう。ろくに話も聞けないみたいだ。
心底うんざりした。

「(どれだけ嫌われようと絶対離さない…おれだけのおひめさま……♡」

【依存型|独占型|妄想型】

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している





目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
23人がお気に入り
設定タグ:ヤンデレ , 短編 , rd
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:a | 作成日時:2023年12月1日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。