34話 ページ34
どーしよ…斎藤くんたちに言ったほうがいいかもしれないけど100%迷惑だよね…
斎藤「岡本さーん!」
『さ、斎藤くん…』
なんというタイミング…
斎藤「今日ひま!?」
『え、うん…暇だよ。』
斎藤「じゃあ今日も見にこない!?」
『い、いいの?』
斎藤「もちろん!
あとお願いがあるから…」
『お願い?』
斎藤「それはまた後で!
俺、教授に呼ばれてるから!」
『あ、うん。バイバイ…』
お願いってなんだろ…
?「おい。」
『は、はい!』
だ、誰よ、偉そうに…
『しゅ、秀太!?』
え!?なんでここに…
中野「道の真ん中で立ち止まってたら危ないだろ。」
『ご、ゴメン…
それよりも、なんでここにいるの?』
中野「俺、ここの生徒なんだけど。
シェフ科。」
『そうなの!?』
確かに上京したって言ってたもんな…
でも同じ大学だったとは…
中野「腹減った。食堂行こうぜ。」
『え!?あぁ、うん…』
まだ10時ですけど…
中野「お前、ここで友達できたのか?」
『あ、高校からの友達がいるよ。』
中野「だけ?」
『あと…同じ科にいる男の子とも仲良くなった。その子の友達とも…』
中野「男?お前男嫌いじゃ…」
『あ、うん。そうだけど斎藤くんは違うの。
なんか特別ってゆうか…』
一緒にいて安心する人…みたいな?
中野「…俺と離れてずいぶん変わったもんだな」
『え?』
中野「昔は俺にくっついてばっかでビクビクしてたのになぁ」
『そ、それは昔の話でしょ!
今はもうそんなんじゃないから。』
嘘だけど。未だに斎藤くんたち以外の人とは喋れないし…
中野「ふーん。」
田淵「あれ?岡本さん?
今日はよく会うね〜」
『あ!田淵くん!
あ、紹介するね、さっき言ってた…』
中野「どーも。Aの幼なじみの中野秀太です。」
田淵「あ、どうも〜
岡本さんと友達の田淵智也です〜」
中野(なんだコイツ。)
田淵(うわー絶対岡本さんのこと好きじゃん。
宏介ファイト〜)
『???』
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作者名:あむ | 作成日時:2018年10月22日 22時