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12話 ページ12

香山「お待たせ〜待った?」

『大丈夫だよ。私も今来たとこ。』

今日の里穂はいつもよりも派手。露出も結構多い。

『気合い入ってるね。』

香山「今回こそ絶対彼氏作るんだから!」

『頑張って。今日はどこのお店?』

香山「あーなんかカラオケらしいよ。」

『カラオケ!?』

一番苦手なとこじゃん…
無理やり歌わされたらどうしよ

香山「大丈夫だよ!たぶん…」

多分って。絶対ダメなやつじゃん。

『…まぁ行くって言ったし、行くよ。』

香山「ゴメンね…また今度埋め合わせするから。」

『大丈夫だよ。』

たぶん…ね。

香山「ここだよ。みんなもう中に入ってるって。」

なんか緊張してきた…私関係ないのにな…

香山「こんにちはー!」

男1「お、めっちゃ可愛い子!」

男2「ホントだ!」

香山「可愛いだなんて〜照れますよ〜」

なんかチャラそう。だから合コンなんて嫌いなんだ。

「里穂、遅いよ!」

「その子が代理の子?」

香山「うん!親友なの!」

「そうなんだ。よろしくね」

『あ、はい。よろしくお願いします』

「敬語って…笑笑」

「大丈夫なの、この子?笑笑」

ほら、やっぱりこうゆう雰囲気になる。
私だって好きで来たんじゃないのに。

香山「この子、Aって言うんだけどね、すっごい人見知りなの!
でも慣れたらすごいいい子だから仲良くしてね!」

里穂…そんなフォロー入れなくてもいいのに。

男1「君、Aちゃんって言うの?可愛いね〜」

『どーも…』

男1「あ、緊張してる?笑笑
緊張しなくても大丈夫だよー」

『あぁ、はい。』

緊張じゃなくて引いてるだけなんですけど。
この人さっきまで里穂に可愛いって言ってたじゃん。

男1「ね、なんか歌おうよ!」

『あ、私音痴なんで…』

男1「えーせっかくカラオケに来たのにもったいないじゃん!一緒にデュエットしよ!」

『いや、ホントに…』

しつこい…

「なにあれ。シラケるんですけど。」

「ねー。ちょっとぐらい歌えばいいじゃん。」

女子怖い…

『わ、分かりました。じゃあ1曲だけ…』

男1「ほんとに!?ラッキー!」

私なんでこんなことしてるんだろ…

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設定タグ:UNISONSQUAREGARDEN , ユニゾン , 斎藤宏介   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:あむ | 作成日時:2018年10月22日 22時

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