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Shima__
〈昨日あんな事があってから、会話らしい会話はまだしていない
…嫌われた、かな
駄目だ、こんな暗いことを考えちゃいけない。明るくいよう。いつか自然と話せるようになるだろう、から。
そんなことを考えていると、何やら街が騒がしい気がする。
おかしいな、誰もいないはずなのに。
嫌な予感がした。
銃を構え、ドアの前で様子を伺う
そんな俺を不思議に思ったのか志麻子が近くによってくる
"危険"。本能がそう告げ、志麻子に奥の部屋に行け、と言おうとした瞬間
近くから発砲音が。そしてドアに穴が開く
一瞬、何が起こったかわからなかった。が、すぐに敵が来たんだと分かった
急いでドアの後ろに志麻子を隠し、前に出る
ざっと見渡すと100近い軍兵
前回より圧倒的に多い。
【あ、これ、勝ち目ないな】と悟った
まさに数の暴力
敵を倒しても倒しても一向に減らない。
せめて志麻子だけでも逃がそうとした。でも志麻子は俺から離れようとしない
むしろ、前に出ようとする
それを無理矢理押さえ付けるが前に出ていってしまった
前に…出て、いって…？？
それじゃあ自ら死に向かうようなものじゃんか。なんで？？なんで…
一斉に志麻子に向け発砲される銃弾
おい志麻。守るんだろ？妹を。
なら、やることは1つ。
地面を蹴る。幸い、志麻子との距離はそこまでなかった。
志麻子を抱き締め、押し倒s……〉
場面が飛ぶ
あの後俺は倒れた。だから場面が飛んだら、もう終わりのはず。
だが、続きがあった
〈『おにぃ、ちゃん…？？ねぇ、なんで寝てるの？？なんで？？起きて、起きてよ。ねぇ。起きてってば！！』
お兄ちゃんが寝てるわけじゃないことくらい分かってる。
何を叫ぼうと、何度叫ぼうと、お兄ちゃんが帰ってこないことも分かってる。
でも、信じたくないんだ。信じられないんだ。
ずっと一緒に居てくれたお兄ちゃんが、こんなあっさり居なくなってしまうなんて。
私に銃口が向けられる
でも私は逃げない
お兄ちゃんの気持ちを無駄にはしたくないけど、お兄ちゃんを踏み台にしてまで私は生きたくないよ。
それにお兄ちゃんがいない人生なんて…つまらないんだ。
全ての銃口が私を捉える
あぁ、これで終わるのか。
意外と恐怖は少なかった。
早く、こんなダメダメ人間の私を消してよ。
そう、心から願った
『まっ…待て！！銃を下ろせ、このどあほ！！』
はずなのにな。生き延びちゃったや〉
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氷苳ｲﾌﾞｷ(プロフ) - かなとさん» すみません！外したつもりが外れてませんでした。教えて下さりありがとうございます！ (2019年4月26日 22時) (
レス) id: 518c950a8f (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年4月26日 22時) (レス) id: 57e1679104 (このIDを非表示/違反報告)
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