343話 ページ44
三木ヱ門「そうか。まぁ喜んでるなら買ったかいはあったさ。なぁ?喜八郎。」
喜八郎「そうだね。可愛い可愛いAが喜んでるならそれでいいよ。」
A【えへへ!でも何かお礼したいです…。】
喜八郎「…それならさぁ。Aにやって欲しい事があるけどいい?」
A【!私にできることなら!】
喜八郎「簡単だよ。僕にぎゅって抱きついて、ちゅっしてくれると嬉しいな。」
A【?それな事でいいんですか?】
喜八郎「それがいい。…チラ。」
喜八郎は庄左ヱ門達の方をチラ見して、Aがお礼をしてくれるって言ってるから邪魔はしないでよ、と言うような目線を送った。
庄左ヱ門達は少し不服そうに見ていた。
喜八郎はそれを見て頷いた(無表情)
喜八郎「A、お礼を頂戴?」
A【はい!綾先輩、ありがとうございました!】ギュ〜、チュッ!(ほっぺた)
喜八郎「ありがとう。(接吻してとは言ったけど、どこにとは言ってないから口にしてくれるのを期待してたのになぁ…。まぁいっか。)」
喜八郎は淡い期待をしていたがお礼を貰ったので満足していた。
それまで黙って見ていた庄左ヱ門が動き出した。
庄左ヱ門「綾部先輩。そろそろAを下ろして下さい。お礼を貰いましたしいいですよね?」
喜八郎「うん。いいよ。」
喜八郎は抱き上げていたAを疾風の上に乗せた。
庄左ヱ門「あ、そういえば田村先輩。」
三木ヱ門「なんだ?」
庄左ヱ門「先程聞いた話なのですが…。」
庄左ヱ門は伊作から聞いた文次郎の事を三木ヱ門に話した。
三木ヱ門「そんな事があったのか…。こうしては居られない!私も潮江先輩の手伝いに向かわなければ!庄左ヱ門教えてくれてありがとう!喜八郎、お前はどうする?」
喜八郎「うーん。僕はターコちゃん達掘ってくる。」
三木ヱ門「そうか。ちゃんと競合区域で掘るんだぞ。」(フラグ)
喜八郎「うん。わかってるー。じゃあ僕は行こうかな。A、またね。さよならのチュウちょうだい?」
A【綾先輩、さようなら!】チュッ
喜八郎「やっぱりいいね。伝七、気が向いたら委員会でねー。」
伝七「ちゃんと来て下さい!それとAに接吻してもらうなんて羨ましいです!」
彦四郎「うわぁ…。本音駄々漏れ。」
194人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「忍たま」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユリリン(プロフ) - こんにちは!お久しぶりです。今回の話面白かったです。更新楽しみに待っています。 (2020年11月22日 10時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - お久しぶりですね。お元気でしたか。今回の話も面白かったです。今後も体調に気をつけてください。更新楽しみに待っています。 (2020年11月3日 10時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - 本当ですか?委員会発表楽しみに待っています!今後も健康に気をつけて更新してください。 (2020年8月28日 11時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
朱鳥(プロフ) - ユリリンさん» いつもコメントありがとうございます。リクエストなど中々答えられずにいますが後々番外編でも作ろうとは思っておりますのでよろしくお願いします。あと、委員会の方ですが何処にするかは決めてます。何処かはお楽しみと言うことでお願いします。 (2020年8月27日 13時) (レス) id: d9c4b26799 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - お久しぶりです。コロナや熱中症が毎日ニュースで取り上げられていますが、お元気ですか?更新は無理せず少しずつでいいと思います。続き楽しみに待っています。 (2020年8月27日 10時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:朱鳥 | 作成日時:2020年4月16日 8時