３３８話 ページ39
A《むぅ！私は怒ってるんだよ！》
Aは怒っているのに愛でる対象にされてむくれた。そんなAの頭を撫でながら喜三太は左近が何をしに来たのかを聞いた。
喜三太「よしよし。それで川先輩は何しに来たんですか？」
左近「あぁ、それはさっき伊作先輩に乱太郎と伏木蔵に伝言を頼まれたからそれを伝えに来た。」
乱伏「伝言？」
左近「お昼のAの薬だけどちょっと用事があって持って行く事が出来ないから保健室にAを連れてきて。だって。」
A《…左近先輩。私今体調悪くないから薬飲まなくても大丈夫ですよ？》
左近「ダメだ。新野先生が学園長先生から聞いた話だと、体調が治ったから薬を飲まなくて、その飲まなかった次の日に結局体調を崩したそうじゃないか。それにAは薬が効きにくいから治った次の日も飲まないといけないのだろ？」
A【……。】
左近「あ。目をそらしたな。薬が苦くてもお前の為だ。大人しく保健室に行きなさい。」
A《あぅ…。はぁ〜い。》
久作「素直なのはいいことだ。ほら、これをやるから機嫌を直せ。」
A【？あ！ゼリーだ！】
怪士丸「いつの間に…。」
久作「左近と一緒に伊作先輩の伝言を聞いてた時に雷蔵先輩がAの食後に食べさせてあげてって預かった。」
きり丸「流石雷蔵先輩。Aがぐずると読んでAの好きな甘いものを用意されてたんですね。」
雷蔵の準備のよさに関心した一年生図書委員コンビであった。
そろそろ話が途切れそうなタイミングで庄左ヱ門は話を切り出した。
庄左ヱ門「さて。今日のお昼の予定が決まった所で、これより第1回一年生運命のアミダくじ大会を開始します。」
は組「いぇーい！」
ろ組「あはは！」
い組「急だな！」
庄左ヱ門「急だけど、これには訳がある。これまでAが行くとこ一年生全員で移動してきたけど、そろそろ人数を減らして行動しようと思ったの。
そりゃあ皆で行ける所ならともかく大勢で移動するのは控えたほうがいいとこならこのアミダくじでお昼休み限定でやろうと思ってる。
今回は目的地が保健室だから保健委員に入ってる乱太郎と伏木蔵を除いた17人で正当たる運命のアミダくじをします。」
彦四郎「まぁ今回は保健室だから人数は少ないほうがいいよね。この前はろ組とは組の皆で言ったんだけ？」
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ユリリン(プロフ) - こんにちは!お久しぶりです。今回の話面白かったです。更新楽しみに待っています。 (2020年11月22日 10時) (
レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - お久しぶりですね。お元気でしたか。今回の話も面白かったです。今後も体調に気をつけてください。更新楽しみに待っています。 (2020年11月3日 10時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - 本当ですか?委員会発表楽しみに待っています!今後も健康に気をつけて更新してください。 (2020年8月28日 11時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
朱鳥(プロフ) - ユリリンさん» いつもコメントありがとうございます。リクエストなど中々答えられずにいますが後々番外編でも作ろうとは思っておりますのでよろしくお願いします。あと、委員会の方ですが何処にするかは決めてます。何処かはお楽しみと言うことでお願いします。 (2020年8月27日 13時) (レス) id: d9c4b26799 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - お久しぶりです。コロナや熱中症が毎日ニュースで取り上げられていますが、お元気ですか?更新は無理せず少しずつでいいと思います。続き楽しみに待っています。 (2020年8月27日 10時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱鳥 | 作成日時：2020年4月16日 8時
