忍術学園一年は組には女の子がいる part７

３１７話 ページ18

庄左ヱ門は食堂のおばちゃんの所に向かった。






庄左ヱ門「食堂のおばちゃん、おはようごさいます。」






食堂のおばちゃん「あら、庄左ヱ門ちゃんおはよう。」






庄左ヱ門「あの新野先生からの伝言でAの体調悪いのが治ったので食堂で食べるそうです。それでA用のお粥をお願いしますとのことです。」






食堂のおばちゃん「Aちゃん治ったのかい！それは良かった、心配してたからねぇ。」






庄左ヱ門「それから一年生19人とAを連れてきてくださる伊作先輩、食満先輩の21人分の朝食もお願いします。」






食堂のおばちゃん「おやおや、一年生全員で来たのかい？仲が良いね！わかったよ、少し待ってね。出来たら呼ぶから。」






庄左ヱ門「はい、お願いします。」






庄左ヱ門は注文をして皆の所に向かったその時。






伊作「あ、皆いるね。」






「「伊作先輩！！」」






待ちに待った伊作が現れ一年生は声を揃えて呼んだ。






伊作「朝から元気だねぇ。おはよう。」






「「おはようございます！」」






庄左ヱ門「伊作先輩、Aは？」






伊作「待たせちゃってごめんね、Aはちゃんといるよ。留さん。」






留三郎「おう。」






庄左ヱ門「食満先輩、おはようごさいます。」






「「おはようごさいます！」」






留三郎「おはよう。ほら庄左ヱ門。」






庄左ヱ門「A！！」






A【庄ちゃん、おはよう！】ｷﾞｭｰ






Aは留三郎の腕から降り庄左ヱ門に抱きついた。






庄左ヱ門「おはよう、朝から天使だね。」ｷﾞｭｰ






「「A〜！」」






A【皆！おはよう！】ﾆｺﾆｺ





庄左ヱ門「皆、動かないで。」





「「！！」」ﾋﾟﾀｯ






庄左ヱ門はAを見て動きだそうとした乱太郎達を止めた。






乱太郎「庄ちゃんズルい！」






「「そうだ！そうだ！」」






庄左ヱ門「…うるさい。朝から落ち着きのない皆をまとめてた僕の御褒美なの。それに食堂でバタバタしたら食堂のおばちゃんに怒られるよ。」






「「…。」」






庄左ヱ門「伊作先輩、食満先輩。先輩方の朝食はもう頼んでありますので席に座りませんか？」






留三郎「庄左ヱ門から漂う支配者の気配…。」ﾎﾞｿ






伊作「留さん。庄左ヱ門ありがとう。席に着こうか。」

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