忍術学園一年は組には女の子がいる part５

２３７話 ページ38

庄左ヱ門「そんな事出来ると思ってるんですか？」





孫兵「イラッとするね。僕を甘く見ないでよね。」





庄左ヱ門の煽るような言葉にイラッとした孫兵。孫兵がイラついている事に三年生が気付き慌て出す。





作兵衛「あ〜。どうする？孫兵イラついてるみたいだが。」






藤内「どうするって止めないと！じゃないと周りに被害が行く。」





左門「孫兵が飼ってる毒を持ってる動物や生き物が好き勝手散歩(？)し出すからな。」





三之助「解毒剤は孫兵だけが持ってる。機嫌が悪い孫兵だとすぐに解毒剤くれないから噛まれたり触ってしまった奴は調合してもらってる間苦しむ事になるんだよな〜。」






数馬「解説しなくてもいいから止めるよ！」





三年生でも作兵衛はイラついた内容に呆れ、左門と三之助は説明口調、実際慌ててるのは数馬と藤内だけである。





その時。





八左ヱ門「あれ？お前ら解散してなかったのか？」





「「竹谷先輩！」」





伊作「やっぱりAを待ってたんだね。」





「「あ！A！！」」





バタバタッ





八左ヱ門と伊作の声で振り向いた下級生達は兵助に抱っこされているAを見つけると走って兵助を囲んだ。





庄左ヱ門「A、もう大丈夫なの？」





A【うん！大丈夫だよ！】





不安そうにしている皆を安心させたくて大丈夫だと言うA。





伊作「こーら。A。大丈夫じゃないでしょ！歩くのもしんどいのに大丈夫なんて言わないの！」





そんなAを叱る伊作。





A【あぅ…。ごめんなさい…。】






伊作「それに皆も！心配だからって不安そうにしてたらAが無理してでも大丈夫なんて言うんだよ！Aの性格もわかってきたでしょ？」






庄左ヱ門「…そうですね。A、心配はしたけとスゴく綺麗だったよ！」






「「うん！綺麗だった！」」






A【…心配してくれてありがとう！】ﾆｺﾆｺ






Aと下級生達が笑いあった。それを見守る上級生達。





伊作「さて。それじゃあお風呂に行こうか。」





「「！！(来た！)」」





伊作の言葉で下級生達に緊張が走った。先制攻撃で庄左ヱ門が伊作に聞いた。





庄左ヱ門「伊作先輩。Aは一人で入るのですか？誰かと一緒ですか？」





伊作「えと不破と久々知が一緒に入るよ。」





すかさず孫兵が言った。





孫兵「他は誰が入るんですか？」

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