忍術学園一年は組には女の子がいる part５

２２７話 ページ28

土井先生「まぁ、これでAの今の体力もわかったはずだから、次からはしっかりと見ているようにしなさい。」





「「…はい。」」





上級生は各々思う事を胸に返事をした。





土井先生「さて新野先生。」





新野先生「ここにいますよ。」





土井先生の呼び声にゆっくりと廊下から歩みよってくる新野先生。





伊作「新野先生…。」





新野先生「伊作くん、土井先生からAさんを預かって下さい。保健室に連れていきます。６、５、４年生はついて来て下さい。他の皆さんは今日は解散です。」






乱太郎「新野先生。」






伏木蔵「僕たちもついて行ってはダメですか？」






数左「僕も。」





「「僕たちも！」」





新野先生に６、５、４年生だけと言われ保健委員会は勿論下級生(特に一年生組)が着いていきたいと言った。





新野先生「ふふふ。保健室はそこまで入りませんよ。それに保健室に連れていくのはAさんの体調を診るのと、軽くお説教をしようかと思ってます。
それが終わったら部屋に戻ってもらいますので、お説教されて落ち込んだAさんを慰めたくないですか？」





新野先生の言葉に一瞬考え、下級生達は返事した。





「「…慰めたいです！」」





孫兵「なんなら体


数馬「黙って孫兵。」


まだ最後まで言ってない。」






一人危険な事を言っているがそこはスルーして新野先生は言った。





新野先生「それなら部屋で待っていてあげて下さい。行きましょうか。」





新野先生は上級生を連れ保健室に向かった。





残った下級生達はというと。





土井先生「さぁお前達。先にお風呂にでも入ってAを待ってあげなさい。」






庄左ヱ門「え。でも僕たちがお風呂に入ったらAは？」






土井先生「体調によるだろうが一人で入る事になるな。」





「「それならまだ入りません！！」」





Aと一緒に入りたいが為に後で入ると言う一年は組。





土井先生「お前達が一緒に入ってるのは知っているが今日は諦めなさい。きっと上級生の誰かが付き添いで一緒に入る事になると思う。」





「「立花先輩と鉢屋先輩、尾浜先輩それと綾部先輩はダメです！」」





土井先生「何の選択なのかはわかったが、多分一緒に入るなら久々知と不破だと思うぞ。」





庄左ヱ門「…その二人ならまぁいいかなぁ。でも一度Aは部屋に戻ってくるのでそれまでは待ちます。」

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