２１１話 ページ12
喜八郎「そうですね。Aは他の女の子と違って何か惹かれるものがあるんです。
初めて見た時は可愛い子だなぁって思って、Aの事情を聞いて可哀想だなぁ、そしてAの人柄を知り嫁にしたいくらいには好きになりました。」
仙蔵「…そうか。まぁ私は負けないがな。」
喜八郎「僕も負けません。それよりもAを着飾らなくてもいいんですか？」
仙蔵「あぁ忘れていた。A、斉藤。服は何にするのか決まったのか？」
二人でAに対する想い(喜八郎だけ)を話していたが本題の服の話になった。
仙蔵と喜八郎の話していた内容はAに聞こえないくらいの声で話していたのでAとタカ丸は知らない。
タカ丸「そうだったね。どれにするの？」
A【えっと、練習だけど初めて皆に見てもらう舞なので出会いの春にちなみこの桜色の服にします！】
タカ丸「意味を込めて選ぶのもいいね！」
仙蔵「あとは簪を選ぶくらいか。斉藤、髪を結うとき先に簡単にAの髪を結える方法を教えてくれ。」
タカ丸「わかってるよ！約束だからね！」
喜八郎「A、これはどう？」
A【う〜ん…。それだと服にも合いますが、私がしようとしているのとは少し違うんです。】
仙蔵「どんな感じの簪がいいんだ？」
A【そうですね。月みたいな感じのやつがいいです！私が持ってるのではピンとくるのが無くて…。】
喜八郎「月…。」
仙蔵「難しいな…。」
Aの漠然とした説明に考え込む仙蔵と喜八郎。しかしタカ丸は。
タカ丸「それならこれは？僕が持ってるやつなんだけど、たまたま見つけてシンプルだけど直感で買おうって思ったんだ！」
A【わぁ！スゴく私がイメージした物に合ってます！】
タカ丸「じゃあ決まりだね！」
喜八郎「本当にそれでいいの？」
仙蔵「シンプルと言えば聞こえはいいが正直言って地味だぞ。」
A【ふふふ！そう思われるのはわかりますが、舞を舞うのは私です。簪は目立つより控えめで主役を引き立てる事もあると思っております！】
仙蔵「ほお。そういう考えもいいな。」
A【はい！】
喜八郎「それじゃあタカ丸さん、簡単に教えて下さい。」
タカ丸「うん！いいよ！Aちゃん、こっちに座って。あ！確認だけどAちゃんの髪って型が付いたりしちゃう？」
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467907 - 毎日小説を楽しみにして見ています。これからも更新頑張ってください。 (2019年12月13日 21時) (
レス) id: b37af81138 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 本当に面白い小説ですね。毎日更新楽しみにしてます。提案なんですけど、主人公が少しおめかしして上級生と街へ出かけるのはどうですか。出来ればアルバイト組の中から選んでほしいです。もしよければネタに使ってください。続き待っています。更新がんばってください。 (2019年11月29日 10時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
キュラ(プロフ) - 初コメ失礼します。毎日素敵なお話を更新して下さりありがとうございます。忍たまの作品の中で一番愛読しております…！主人公ちゃんが可愛らしく、また忍たまとの絡みがとても好きです。これからも応援しています。無理なさらない程度に頑張って下さい！ (2019年11月28日 8時) (レス) id: ebd8741ed8 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日更新お疲れ様です。今日も面白かったです。お風呂の相手なんですけど、主人公に恋愛感情を持ってなさそうな人で選ぶのはどうですか?四年生~六年生で主人公を妹みたいに思ってる人がいいです。更新がんばってください。続き楽しみに待っています。 (2019年11月25日 9時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - わかりました。更新がんばってください。続き楽しみに待っています。 (2019年11月24日 13時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱鳥 | 作成日時：2019年10月23日 13時
