１０３話 ページ4
Aの可愛い行動に内心でれでれになるも優しく聞く三郎。ただし眼差しは甘々だった。
三郎に聞かれたAは、
A【三郎先輩が言っちゃダメです！】
そう言うと、Aは紙に書き出した。
書き終わったAは久作に見せた。
A《初めまして、２日前から学園に来ました。一年は組大川Aと申します。事情があり話すことが出来ません、
ですので上級生がおられるときは読唇術で通訳していただいております。下級生しかいないときは筆記で話をしていますのでよろしくお願いします！》
Aはにっこり笑った。
久作「大川は礼儀がなっていて偉いな。能勢久作だ。よろしく。」
A《名前で読んで下さい。その方が馴れていますので。》
久作「わかった。」
三郎「なんだ。自分で自己紹介したかったのか？」
A【はい！突然止めてしまいすみません…】
三郎「いや、怒ってないさ。(Aの可愛い行動を間近で見れたから満足です。)」
きり丸「あ！そういえば、Aさっき図書室に来たときに、借りた本だけど今から夕飯だし汚れてもいけないからAの部屋に置いといたぞ！」
A【きりちゃんありがとう！】
きり丸「どういたしまして！」
庄左ヱ門「自己紹介も出来ましたし食堂に行きましょう。」
庄左ヱ門の言葉に歩きだした。
食堂に着くと、三郎はAを下ろした。
Aは三郎と勘右衛門を見上げ
A【三郎先輩、勘ちゃん先輩。今日はありがとうございました！】
三郎「こちらも楽しかったからお礼はいいさ。」
勘右衛門「そうそう。可愛いAも見れたからね！」
Aが三郎と勘右衛門の言葉に嬉しそうにしていると
兵太夫「おーい！庄左ヱ門、きり丸、Aー！こっちだよー！」
一平「彦四郎もこっち。」
食堂に入って話をしていると少し奥のほうで一年生組が揃っていた。
庄左ヱ門「みんな揃ってるね。先輩方失礼します。」
彦四郎「失礼します！」
きり丸「能勢先輩、また委員会で！」
久作「あぁ、お疲れ。先輩方失礼します。」
A【失礼します。】
みんなに続いて挨拶をして行こうとすると
三郎「A。ちょっとこっちおいで。」
三郎に引き止められ近くに寄るA。
すると三郎は、しゃがみAの顔を片手を添えると頬に口づけをした。
A【え！？さ、三郎先輩！？】
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 204人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「忍たま」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユリリン - 面白い小説ですね。続き待っています。更新楽しみに待っています。季節の変わり目ですが体調に気を付けてください。 (2019年8月26日 10時) (
レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日更新お疲れ様です。今日も面白かったです。続き待っています。更新がんばってください。 (2019年8月23日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 面白い小説ですね。続きが楽しみです。更新がんばってください。 (2019年8月22日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 主人公かわいい。もうすっかり学園のアイドルですね。続きが楽しみです。更新がんばってください! (2019年8月19日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
精霊 - 夢主ちゃんが可愛すぎる！続き楽しみに待ってます！ (2019年8月19日 5時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：朱鳥 | 作成日時：2019年8月6日 23時
