１２３話 ページ24
は組「あー！！」
Aの様子を伺っていたは組はおもいっきり声を出した。
伝七「え、A！？」
伝七『え…これって夢！？Aが抱きついてくれてるけど！でも、体に伝わってくる柔らかい感触は本物…。抱き締め返してもいいよね！？』
伝七が脳内で軽くパニックになっている時、抱きついていたAが少し体を離し、
A《でんくん、いっしょにねて？》
Aは上目遣いでおねだり。
スパーーン！
伝七の心に物凄い速さで矢が刺さった。
伝七「もちろんだよーー！」ｷﾞｭｯｰ！
伝七は喜びを爆発させてAを抱き締めた。それを見ていたい組は
彦四郎「よかったね伝七。」
一平「地獄から天国へ。」
左吉「…お前ら後ろ見ろ。」
彦一「え？…あー……。」
彦四郎と一平が後ろを振り向くと、は組が凄い形相で伝七を見ていた。(Aに気付かれないように。)
平太「うわぁ…庄左ヱ門たちスゴく怒ってるね。(チビりそう…)」
怪士丸「伝七、気づいてないね…。」
孫次郎「そりゃあ、今天国だからね。そして地獄へ…。」
伏木蔵「ふふふ！これからどうなるかスゴくスリルな気分だよ…！」
ろ組が様子を伺う中、
A《でんくん、お布団行こ？》
伝七「うんうん！！行こう！」
伝七がAを抱き上げて振り向いた。すると
兵太夫「A、今日は僕と三治郎の間じゃないの？」
三治郎「僕楽しみにしてたのになぁ〜。」
は組が勢揃いで待ち構えていた。
その中、兵太夫と三治郎に言われたAは
A《そうだけど、でんくんひとりでねるっていったんでしょ？なら、わたしとねてくれるかなぁっておもったの…だめ？》
Aが庄左ヱ門たちの言葉を信じた結果がこれであった。
庄左ヱ門「(しまった、弄りすぎた！)A、今日は伝七と寝ていいよ。」
は組「庄左ヱ門！？」
庄左ヱ門「あとで言うから。伝七、早く寝かせてあげて。」
伝七「もちろん！」
伝七は庄左ヱ門の許可を得てから、Aと一緒に布団に入った。
A【でんくん、みんなおやすみ…ｸｩｰ。】
Aは布団の心地よさですぐに寝てしまった。
伝七「うわぁ、スゴく夢のようだよ！Aと一緒に布団の中にいるなんて！しかも僕に抱きついて寝てるし今日はいい夢見れそう！！」
Aが起きない程度に小さく呟きながら、Aを抱きしめて伝七も寝た。
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ユリリン - 面白い小説ですね。続き待っています。更新楽しみに待っています。季節の変わり目ですが体調に気を付けてください。 (2019年8月26日 10時) (
レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日更新お疲れ様です。今日も面白かったです。続き待っています。更新がんばってください。 (2019年8月23日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 面白い小説ですね。続きが楽しみです。更新がんばってください。 (2019年8月22日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 主人公かわいい。もうすっかり学園のアイドルですね。続きが楽しみです。更新がんばってください! (2019年8月19日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
精霊 - 夢主ちゃんが可愛すぎる！続き楽しみに待ってます！ (2019年8月19日 5時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱鳥 | 作成日時：2019年8月6日 23時
