１２２話 ページ23
彦左一「うわぁ…。」ドン引き
兵太夫「庄ちゃん、廊下で寝かせるでいい？」
庄左ヱ門「いいよ。」
伝七「は！僕だけ仲間はずれは嫌だ！一緒に寝る！(Aの隣で！！)」
庄左ヱ門「兵太夫、用意して。」
兵太夫「いつでもいいよ！」
庄左ヱ門はいきなり、兵太夫に声をかけると兵太夫も返事をした。
い組「？」
い組が疑問に思っていると、
庄左ヱ門「伝七。一つ、Aから離れた所でみんなと一緒に寝る。二つ、廊下もしくは自室で一人で寝る。ただし二つ目の場合はAの部屋に近づくとカラクリが作動するようになってるよ。」
兵太夫「引っ掛かりたかったら二つ目でもいいよ！」
彦左一「うわぁ……。(庄左ヱ門と兵太夫怖い…。)」
伝七「いつも、僕だけキツい！でもその二択から一を選ぶ！！」
庄左ヱ門「一を選ぶ場合、寝顔をじっくり見れると思わないでね。」
兵太夫「今日のAの隣で寝るの僕と三治郎だから。」
左吉「は組カラクリコンビ…。」
彦四郎「伝七、打つ手なしだね。」
一平「もう自室で寝たら？」
伝七「お前ら！友達を助けようって思わないのかよ！」
彦左一「は組は何するかわからないから手を出したくない。」
伝七「うわぁーん！裏切り者〜！」
庄左ヱ門「伝七、うるさい。Aが起きるでしょ。」
伊助「残念、庄ちゃん。起きちゃった。」
A【んぅ…？でんくん、どうしたの？】
Aは、伊助に髪を拭いてもらっているとうるさくて少し目が覚めてしまった。
ぼんやりしながら、伝七の方を向いた。
庄左ヱ門「伝七が一人で寝るって言ってたの。」
伝七「言ってないけど！？」
兵太夫「一人で寝るのが嫌で、い組のみんなを誘ってたんだ。」
伝七「捏造も甚だしいね！？」
団蔵「僕たちとは寝たくないんだって！」
伝七「嘘つくのやめてくれる！？」
Aは庄左ヱ門たちの言葉を信じ、
A《でんくん、いっしょにねてくれないの？》
伝七『Aが伝くんって言ってくれた！スッゴく嬉しいんだけど！！』
伝七が嬉しさを噛み締めているのを、一緒に寝るのが嫌だと勘違いしたAは、伝七の所までおぼつかない足取りで行った。他のみんなもAが起きた事で作業を中断して様子を見ていた。
すると、
ﾄｺﾄｺ、フラ〜…ギュッ
Aはふらつきながら伝七に抱きついた。
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ユリリン - 面白い小説ですね。続き待っています。更新楽しみに待っています。季節の変わり目ですが体調に気を付けてください。 (2019年8月26日 10時) (
レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 毎日更新お疲れ様です。今日も面白かったです。続き待っています。更新がんばってください。 (2019年8月23日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 面白い小説ですね。続きが楽しみです。更新がんばってください。 (2019年8月22日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 主人公かわいい。もうすっかり学園のアイドルですね。続きが楽しみです。更新がんばってください! (2019年8月19日 8時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
精霊 - 夢主ちゃんが可愛すぎる！続き楽しみに待ってます！ (2019年8月19日 5時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱鳥 | 作成日時：2019年8月6日 23時
